少し前の『CUT』の6月号に「歴史を変えたインディーズ映画ベスト50」というのが掲載されていた。
80年代の後半から90年代にかけてインディーズやミニシアター系のヨーロッパ映画などを猛烈に見ていたわたしには懐かしいものもあり、知らないものありのラインナップ。
ちょうどミニシアターが各地に出来て花盛りになる頃で、レンタルビデオ屋にも以前なら見られなかったようなタイトルが並び始め、貪欲な映画好きのマニアック度が深まっていく時期でもありました。
そこで『CUT』編集部が選んだ「歴史を変えたインディーズ映画ベスト50」はというと…
50.エル・マリアッチ('92)
49. ラン・ローラ・ラン('98)
48. CUBE('97)
47. 血の祝祭日('63)
46. 悪魔のいけにえ('74)
45. マッドマックス('79)
44. アモーレス・ペロス('99)
43. アメリカの影('59)
42. スウィンガーズ('96)
41. Dead Man's Shoes('04)
40. ディセント('05)
39. パッション('04)
38. ポイント・ブランク('97)
37. マルコヴィッチの穴('99)
36. バッファロー'66('98)
35. THX-1138('71)
34. ブレアウィッチ・プロジェクト('99)
33. シャロウ・グレイブ('95)
32. 断絶('71)
31. ピンク・フラミンゴ('72)
30. スウィート・スウィートバック('71)
29. バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト('92)
28. In The Company Of Men('97)
27. ダーク・スター('74)
26. ロスト・イン・トランスレーション('03)
25. ドラッグストア・カウボーイ('89)
24. ハピネス('98)
23. 死霊のはらわた('82)
22. 吸血鬼ノスフェラトゥ('22)
21. ロジャー&ミー('89)
20. Slacker('91)
19. 真実の囁き('96)
18. ウィズネイルと僕('87)
17. シティ・オブ・ゴッド('02)
16. シーズ・ガッタ・ハブ・イット('85)
15. ブラッド・シンプル('84)
14. ストレンジャー・ザン・パラダイス('84)
13. メメント('00)
12. イレイザー・ヘッド('75)
11. バッド・テイスト('87)
10. ミーン・ストリート('73)
9. サイドウェイ('04)
8. ユージュアル・サスペクツ('95)
7. セックスと嘘とビデオテープ('89)
6. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド('68)
5. モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン('79)
4. クラークス('94)
3. ターミネーター('84)
2. ドニー・ダーコ('01)
1. レザボア・ドッグス('91)
やっぱり「レザボア」は強かった。鉄板ですね、これは。
この映画が与えたインパクトはやはり計り知れないものがあって、”興奮と熱狂”が同時にやってきた感がありました。
2位の「ドニー・ダーコ」はアメリカで公開当時かなり賛否両論で、ただサンダンスでは絶賛を浴びてこの映画で一気にジェイク・ギレンホールが注目を集めたのを覚えています。見ようと思いつつ見逃していたので今度見てみたいです。
見ていない映画もたくさんあって興味深いのだけれど、全体的に90年代の作品が多いのは編集者の世代(恐らく30代〜40代?)のせいなのかな。「モンティ・パイソン」「ミーン・ストリート」「ピンク・フラミンゴ」「THX-1138」「ダーク・スター」などのインディーズ映画の王道(?)はきっちり押さえてあるけれど。カサヴェテスは「グロリア」じゃないんだ。
そして何と言ってもやはり「低予算映画の花形」はホラー映画ということで、結構ホラーがランクインしていますが、わたしはホラーやスプラッタ映画が好きじゃないので「悪魔のいけにえ」と「死霊のはらわた」ぐらいしか見たことがない。今でもレンタルであっても借りないし、TVでやってても滅多に見ない。あ、でも「スクリーム」だけは3本とも見た。(笑)ただしあれはホラー?or コメディ?
個人的には「セックスと嘘とビデオテープ」、「シャロウ・グレイブ」(ダニー・ボイルの傑作は「トレスポ」より絶対こっち!)はもっと上位にくるかな?「サイドウェイ」がこんなに上位なのはわたしにはちょっと意外だった。
このベスト50には入っていなかったけれど、
「激突!」(スティーブン・スピルバーグ)
「遊星からの物体X」(ジョン・カーペンター)
「パリ、テキサス」(ヴィム・ヴェンダース)
「ヴィデオドローム」(クローネンバーグ)
「マイ・ビューティフル・ランドレット」(スティーブン・フリアーズ)
も追加したい気分です。
最初の3本はインディーズと言えるのかどうかわからないけど…。
「歴史を変えた」とまでいうには至らないんじゃないかな、と思うものもあるけれど、記憶に残るという意味ではインパクトのある映画が揃っているのでしょうね。
ここ何年かは洋画よりも邦画(の若い才能)を見る楽しみの方がグッと増してしまったためにちっとも洋画に食指が動かなくなってしまった。これも経年変化なのかな。
ジャニーズに興味を持つようになったのも経年変化ということで…。
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