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日本を離れる時に、あぁ、残念だなぁと思ったことの1つにWOWOWが見られなくなる、というのがあった。
映画のみならず、舞台や音楽番組でもかなりお世話になっていたので、このチャンネルが見られなくなるというのは惜しいなぁ、と思っていた。
こちらに来た当初はTVどころじゃなくて、新生活に慣れるのに精一杯だから、音楽も映画も楽しむ余裕はないし、それより何よりまず生活第一でいかなければいけなかった。

さすがに今は生活にも余裕ができたから、時々WOWOWの番組表をオンラインでチェックしているのだけど、実はそれを見るとやっぱり「あぁ、見たい…」と悔しくなってしまうことが多いから、なるべく見ないようにはしている。

しかし、気になってしまってチェックすると…やっぱりわたしの食指の動くラインナップが並んでいる。



3月にある、三谷さん書き下ろしのパルコ歌舞伎「決闘!高田馬場」と、アッコちゃんの東京ステーション・ホテルでのライブ中継は既に録画をお願いした。
いいなぁ、150名様抽選でご招待だって。平日だから日本にいたって休みを取って東京まで見に行くのは無理かも知れないけれど、それでも特別ライブだもんね、とりあえずダメモトで応募はしてたかたかも知れない。

映画のラインナップでも、チラッと見ただけでも好きな映画がいくつもあった。

中でもテレンス・マリックの「天国の日々」、リチャード・リンクレイターの「恋人までの距離(ディスタンス)」、そしてアラン・J・パクラの「コールガール」は大好きな映画で、もし放映があれば必ず見てしまう。

「天国の日々」は、初めてサム・シェパードを知った映画。この映画の彼は主役のリチャード・ギアをかすませてしまうほどの魅力を発揮していて一発でノックアウトされてしまった。
その後「ライトスタッフ」で実在のテストパイロット、チャック・イエガーを演じた彼を見て、ますますその渋さに参ってしまった。
「天国の日々」はその撮影の素晴らしさにも定評があり、撮影監督のネストール・アルメンドロスはオスカーを受賞している。

「恋人までの距離(ディスタンス)」はリチャード・リンクレイターとイーサン・ホークが初めて組んだ映画であり、その後彼らは一緒に実験的な映画をいくつも撮っている。
「恋人までの距離」はイーサンとジュリー・デルピーのほぼ2人芝居で、3人で物語を発展させつつ作ったドキュメンタリーのような映画。その時、その瞬間の2人を、映画の登場人物に投影させたような作りになっていて、オールロケというのもあるのかも知れないが、即興的な、作り込んでいない演出が2人の初々しさを見事に切り取っている。エンディングが気になる終わり方をしているのだが、その回答は9年後の続編、「Before Sunset」でちゃんと出してくれた。
いろんなことを経験して大人になった2人は、今度はウィーンではなく、パリで偶然出会う。2作セットで見ると、彼らの成長ぶり&成長してないぶりがわかって面白い。

そしてわたしの大好きなドナルド・サザーランドが「これでもかっ!」というぐらい魅力的な「コールガール」。
本当は原題は「Klute(クルート)」というのだけれど、とにかくこの映画のドナルド・サザーランドのカッコよさというのは尋常ではありません。いつもはアクの強い悪役が多いサザーランドだけれど、この映画の彼はとにかく渋くて色気のある魅力的な私立探偵を演じている。

共演しているジェーン・フォンダとこの映画をきっかけに恋人になったのだけれど、ジェーン・フォンダが惚れる気持ちもわかろうというものだ。
名優と呼ばれて久しいけれど、この映画とロバート・アルトマンの「M★A★S★H」でのドナルド・サザーランドはひときわ輝いて見える。

あぁ、どれももう一度見たくなってしまった。
なんて罪なWOWOW。


 





















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