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またしても雨、そしてまたしても寒い!
もう、毎日傘を乾かしては使い、乾かしては使いの繰り返し。
それにしてもアメリカ人は土砂降りでない限り本当に傘をささない。みんなフードをかぶって凌いでいる。あるいは濡れネズミ状態でも平気だ。まるでジャック・ジョンソンの『Brushfire Fairytales』のジャケ写のような状態です。
家を出る段階で雨が降っているのを知っているはずなのに、なぜ傘を持たない?! なぜびしょ濡れを選ぶ?! 傘を持っている人ももちろんいるけれど、100%、折り畳み傘かゴルフ傘のような巨大な傘。 なぜ中間がない?!
これは未だに謎です。

今日はマチネーで『RENT』をShubert Theatreに見に行く予定だったので、一緒に行く友人とランチを食べてから芝居を見ることになっていた。
朝起きてシャワーを浴びてから少し濃いめのコーヒーを入れながら、TVのチャンネルはABCへセット。イングランド×パラグアイ戦をライブ中継していた。出かける前に試合が終了したのでイギリスの勝利を見届けつつ家を出た。


2時開演だったので、それに間に合うように食事をして劇場へ。
雨だったけれど、劇場前にはたくさんの人が待ち合わせであふれていた。
土曜のマチネーだから若い観客や家族連れも多い。
しかし10代前半の女の子2人を連れたご両親がいたけれど、ご両親としてはこのお芝居を若き娘に見せるのはオッケーなのかな。まぁ、そんなに問題になる部分はないと思うけど。

開演前にわたしたちはバルコニーの席に着いた。舞台が高いから、1Fで見るより高い位置の席から見た方がいいような気がする。席はバルコニーの前から2列目の舞台中央からやや左寄り。視界もよく舞台全体が見渡せてよかった。かなり高い位置からだったけど。(笑)

わたしと友人が席についてから、座席番号を探しながらカップルがやってきた。「ここは○○番?」などとわたしたちに確認しつつ、二言三言交わしてそのまま席について開演を待っていた。

わたしと友人がお喋りしていたら、わたしたちの横でカップルの男性が突然、

”Will you marry me?”

と言ったのが聞こえた。
はじめは冗談かと思って「なぁーに言ってんだか!」と吉岡秀隆くん状態だったのが、どうも彼は座席のイスを上げて、狭い通路にひざまずいて
彼女に結婚を申し込んでいた。

そして彼女が涙声で

”Oh, my gosh, oh god...!” 

と言ったので、わたしと友人は会話を止めてそれとなく視線をそちらに向けた。
おー、ホントにここでプロポーズしてるぜー!

日本だとキザに映ってしまうけれど、アメリカの男性は本当によくひざまずいてプロポーズの言葉を贈るのだ。冗談ではなく。
しかし、『RENT』のマチネーで、しかもバルコニー席だよ。プロポーズするならもっといい席での方が格好がついたんじゃないのかな。(笑)
しかも本当に座席間のスペースが狭いので、男性はみんな縮こまって座らなければならなかったような場所だったのだ。

もちろん彼女は目に涙をためつつ、”Of course, ”Yes” ” と、速攻で彼氏の申し出を受け容れたんだけれど、そこから婚約指輪を彼がはめてあげて、それを彼女が見つめて熱い包容と口づけを交わし…と、お芝居始まる前からもう既にお隣でドラマが始まっておりました。
やたらキラキラとダイヤモンドの婚約指輪が光ってたなぁ。
彼は「本当はディナーの後に言おうと思ってたんだけど、我慢できなくって言ってしまった」と、何度も何度も彼女に繰り返し伝えていた。緊張してたのかなぁ。微笑ましい。そうして「あぁ、よかった、”Yes” って言ってくれて」と安心した微笑みを見せていたのでした。

その後、カップルのすぐ後ろの列に、20歳過ぎの大学生らしき女の子のグループが座ったもんだから、彼らの様子を見ていて、「キャーっ!おめでとうーっ!」とか「いつプロポーズしたんですかー?」とか、「どちらから来たんですかー?」とか、もう大騒ぎ。
彼も嬉しいもんだから、細かいディティールも含めて説明しまくっていた。
そのうち開演のブザーもならず幕もない(開演前からセットは見えたまま)状態で、主人公たちが舞台になだれ込んできて『RENT』は始まった。
友人は「芝居が始まってからも隣のカップルが熱くて熱くて、もう集中力が途切れたよ!」と笑っていたが、途中のインターミッションの時もまだまだ彼らの過熱ぶりは止まらなかった。

『RENT』の方はというと、とにかく曲がいいから聴き応えがある。
当然ながらみんな声がよく、そして歌が恐ろしく上手い。
今回のボストン公演は全米ツアーの一環だから、このツアーのために編成されたキャストだけれど、それでもこのレベル――本当にため息。層の厚さは計り知れない。

わたしは初めて『RENT』を見たのだけれど、普通に喋るセリフはほとんどなく、セリフは全て楽曲に乗せて歌われる。
特に今日のキャストで興味を惹かれたのはミュージシャン・ロジャー役のBryce Ryness、そしてドラッグクィーン・エンジェル役のAno Okera。
伸びのあるよく通る声で踊りも上手かった。当然ながらみんな歌は上手いんだけれど。
特に1幕目の”Will I?”やインターミッション後の2幕目のオープニング、
”Seasons of Love” は胸に響くいい曲だなぁ。

『RENT』は今年で初演から10年を迎え、映画も公開されたし秋の終わりに日本でもまた特別イベントがあるとか。4月に10周年記念としてオリジナルキャストで上演された時のイベントの模様をコチラで見ることができる。(6分半だけど)

わたしの右隣の親子はどうも『RENT』の追っかけ?らしく、息子くんはRENTのTシャツ着用で、お母さんの方は別の公演も見たらしく「彼は○○公演の時も同じだったわ」などと話していた。でもとにかく体の(横に)大きな親子で窮屈なのかモゾモゾと動くのでとてもメイワク。
でも後で劇場を出る時に気がついたのだけれど、とにかく今日の公演では巨体の人が多かった、ということ。男性も女性も。驚くほどかなりの確率で観客の肥満率が高かったのはなんでだろう。(笑)

公演が終わったら隣のカップルは仲睦まじく劇場を後にしていた。それにしても、お芝居以外にもすごいアトラクションを見てしまった。
誰かの幸せそうな顔を見るというのは、それだけでこちらをも幸せな気分にさせてくれるので、生プロポーズの遭遇も含め、今日の『RENT』公演は記憶に刻まれました。

もしここに耕史くんがいたなら、と、舞台を見ながらマーク役を演じた耕史くんの姿をイメージしてちょっと脳内シミレーションを試みてしまった。
日本版ではロジャーを(当時)TMNの宇都宮隆が演じたんですよねぇ。



【本日のBGM】  if / Triceratops





















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