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mamiさんの「日々これ日常」でくらもちふさこの『天然コケッコー』が映画化される話を知った。
最近マンガが原作のドラマや映画が大人気だけれど、『天然コケッコー』も実写化されるんだ。傑作の多いくらもち作品でこれが初の映像化になる。実写化がいいかどうかは別として、意外といえば意外かも。

かつていしかわじゅん氏に会った時に「「マンガ夜話」で『天然コケッコー』は取り上げないんですか?」と尋ねてみたら「女性漫画家の作品を取り上げたいと思ってもなかなか許可が出ないんで難しい」ということだった。
作家の立場だったら、自分の作品が第三者の手に渡って自分の力の及ばないところで料理されるというのはやはり敬遠されるものなんだろうか。

わたしは量は読まないけれど好きなマンガは飽きずに読み返すタチで、くらもちふさこは幼少のミギリからずっと愛読している。
特に『おしゃべり階段』はわたしの永遠のバイブルで、版を変えて何度も出版されいるのを書店で見かけては、つい買ってしまう。もう既に持っているというのに。

とうに大人になってしまったくらもちふさこが、どうしてあんなにも瑞々しい若者の気持ちを描ききることができるのかいつも不思議でならない。
彼女の描く少女たちの心の揺れに、もう遠く青春を離れてしまった自分は今も敏感に反応してしまう。そういう部分って人は変わらずに持ち続けていることができるのかな。

彼女の作品の発表の場所が、10代の少女達が読む雑誌だったという状況もあったからだと思うけれど、くらもち作品にはとりわけ思春期の少女たちが成長していく物語に名作が多い。
ちなみにわたしのくらもち作品ベスト4(中途半端)は前述の『おしゃべり階段』、『海の天辺』、『天然コケッコー』、『銀の糸 金の針』。


話はちょっと変わるけれど、先日亀梨くん・山下くん・堀北真希ちゃん主演の『野ブタ。をプロデュース』を見た。
すごく評判がよかったから見ておきたいと思っていてようやく一気借り。

この物語も”青春まっただ中”の3人の17歳が主人公だけれど、いや、正直言って甘く見ていた。
こんなに胸がキュッと締めつけられてしまうとは。途中で何度も泣かされてしまって困った困った。
やだなぁ、年とっちゃったのかなぁ。(笑)

木皿泉さんはいい脚本を書くな、ほんとに。心に沁みる名セリフてんこ盛り。
多くの指摘があるように山下くんが(彼自身も出演した)『IWGP』のキング窪塚にそっくりのセリフ回しで最初はあれあれあれ、と思うんだけど、回を重ねる事に彼が愛しくなっちゃうんだなぁ。いや、修二(亀梨くん)も野ブタ(堀北真希ちゃん)もみんないい子なんだけど、山下くんのセリフに泣かされちゃった率高し。

とりわけ第7話、野ブタへの気持ちに区切りをつけるために放送部員の彰(山下くん)が休みの日の学校で野ブタへの気持ちを独り全校放送する場面(加山雄三の「お嫁においで」歌付)。

あぁ、これはまるで『おしゃべり階段』のあのシーン。
”とんがらし(真柴くん)” を間に挟み、親友の光咲ちゃんが自分との友情のためにとんがらしへの気持ちを犠牲にしてしまうのを防ぐため、加南は休日の学校に光咲ちゃんを呼び出して、放送室からマイクを使って自分の正直な気持ちを光咲ちゃんに伝える場面。

こんなところにもくらもちふさこがリンクしていた。(とわたしは勝ってに思っている)

第7話と第8話が収録された『野ブタ。』のDVDをみて夜中にダム決壊しているわたしはやはりいつまでも大人になれない大人なのだと自覚したんだッちゃ。

  … コン。


【本日のBGM】  (ここはやっぱ)  青春アミーゴ / 修二と彰  …? 
            見たばかりなのでちょっと余韻が…。


【追】
メモっておこうと思って忘れていた。
『天然コケッコー』の映画化については監督が『リンダリンダリンダ』の山下敦宏、脚本が『ジョゼ』と『メゾン・ド・ヒミコ』の渡辺あやなので原作とはまた違ったヴィヴィッドな映像化になる…かも?特に渡辺あやの脚本はちょっと興味ある。





















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