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アメリカでは10月の最終の日曜日は「Fall Back」の日です。
カレンダーには「Daylight saving time ends」と記されていて、この日を境に夏時間と冬時間の切り替えが行われるのです。

4月の第一日曜日に「Spring Ahead」といって、夏時間への切り替えのために1時間、時計を進めるのですが、10月の終わり、冬時間へ突入する時に、夏時間の切り替えのために進めた(失った)1時間を取り戻すので「Fall Back」と言うわけです。

どうしてだかわらからないけれど、時間の切り替えは夜中の12時ではなくて、深夜の2時なのです。
PCの時計などは自動的に冬時間に切り替わってくれるのでいいのですが、Fall Backを忘れていたりすると、朝いつも通り起きてから気づいて、「あぁ〜、Fall Backだったよ〜、ちーっ、もう1時間ゆっくり眠れたのにぃ〜!」と悔しがることになります。まぁ、Spring Aheadで寝過ごして遅刻するよりマシですが。

そんなわけで、時間も気候も完全に冬に突入したわけですが、今日は昨日と打って変わって暖かい。15度ぐらいあります。このお天気のコロコロ変わるところがやはり「東海岸の天気は読めない」と言われる所以です。


しかし昨夜は寒かった。
昨夜、ハロウィン・パーティに出かける頃には雪は雨に変わっていました。そして、パーティではいろんな人を見ましたね。

マッド・サイエンティスト、レイバンのサングラスをかけたミニスカポリス、i-Podになった人、サンタクロース、サファリ・パークの人、パイレーツ、(ジョニー・デップもどきの)パイレーツ・オブ・カリビアン、レッド・ソックスの人、血まみれのバレリーナ、スカンク、花嫁さんの天使、爆発アフロの男性、蜂、バットマン、スーパーマン、ブラジル・サッカーチーム選手、などなど…。
さすがにハロウィンはコスプレ大発表会の場なので、様々なアイディアが凝らされていて、見ているだけで楽しい。大人があそこまで真剣にコスプレを楽しめるというのもハロウィンならでは。
子供には "Trick and Treat" でキャンディがもらえる楽しみがあって、大人(というか若者)には仲間内でのコスプレ・パーティとしての楽しみがある。

家の外や部屋の中もハロウィン専用アイテム(カボチャ、コウモリ、蜘蛛の巣、オバケetc...)で飾り付けられて、ちょっとしたテーマパークみたいで、それぞれのお楽しみ度が味わえて面白かったりします。

昨年は忙しくてハロウィンを楽しんだ記憶はないのだけれど、ちなみにわたしは今回「アダムズ・ファミリー」のウェンズディになってみました。





う〜わ。
信じられません。
外、雪降ってます。しんしんと降り積もってます。
今年の初雪です。
しかもハロウィンの週末に。

今日の予報で最高気温4度ってなってるんですけど、現在外気温は1度ですよ。
「1度」ですよ!

あぁ…今年の秋は本当に短かった…ニューイングランド名物の紅葉もほとんど見ることなく秋は行ってしまった。
そして…外は…




park/snow

公園の木々もマッシロ。



house/snow

お家もマッシロ。



cars/snow

そして駐車場の車もマッシロ。



ただひたすら、しんしんと雪が降っている!
そして、そんな夜に、わたしはハロウィン・パーティに行かねばならない!
あぁ、正直言って、もうハロウィンなんてどーでもよかとです!
家に居たいとです!
出かけたくないとです!

完全なる冬の訪れを感じ、軽くショックを受けているわたしです。
まだ10月末です。11月にもなっとらんです。
あぁ…また長い長い冬がやってくる…。

今年はルームメイトもスキーに目覚めたので、身近なスキーメイト確保。
こうなったら、ゲレンデ開きしたら毎週末スキーに行ってやる〜!
体が動かなくなるまで滑ってやる〜!!
死ぬまで滑ってやる〜!!! 





昨日の夜中(もう明け方か)にバスルームの異常に気づく。
なーんか変な音がするなぁ〜と思ったんだな。

覗きに行ってシンクに近づいたら、わたしの室内スリッパ(と言う名のビーチサンダル)がビショッと濡れた。 「な、な、な、な、なんでぇ〜?」と床を見てみると、床一面が水浸しで、慌ててバスタブを覗くと使っていないバスタブに満タンの水が。

バスタブについてる水を溜めるためのノブ(うちのはコックピットの計器によくあるような、あの上下にパチン、パチン上げ下げする銀色のスイッチ状のもの)が閉じられたままになっているのかと思ってチェックしたけど、何度ノブを上げ下げしてみても水は全く同じ水位を保っていた。

そのうちトイレの便座もゴボゴボと嫌な音を立てて水位が上がってきて(バスルームはアメリカ式なのでトイレとバスタブが一緒になっている)、水があふれんばかりになってきた。このままではトイレも使えないし、朝シャワーも使えない。それどころか水が家の中にあふれてきても大変困る。
その時点で夜中の2時。


ルームメイトはもうとうの昔に熟睡している。昨日疲れた様子だったし、起こすのは可哀想だから、とりあえず彼女が自分で起きてくるまでは起こさないでおくことに。
でもこのまま放っておくわけにはいかないし、朝は2人とも仕事に出かけるから朝アパートのランドロード(管理会社)に連絡している余裕はない。
仕方ないので明日すぐにメンテナンスを寄こしてもらうよう、メッセージを残しておこうとランドロードに電話したら、24時間体制だったらしく女性の受付が出た。
事情を話して、何とか対処してもらうことにしたが、下請けのメンテナンスの会社に連絡して誰かを派遣するから連絡を待て、と言われる。
しばらくしてメンテ会社から連絡があって「1、2時間のうちにそっちに向かう」と言われるが、もう疲れて眠い。携帯電話を握りしめながらそのうち眠ってしまった。

夜中の3時すぎに携帯が鳴って、メンテ会社の男性から「今からアパートに行くけれど、自分が到着するまで一滴たりとも水道の蛇口をひねらないように」と連絡がある。
しばらくして、真夜中の3時だというのに思いっきりドアベルを何回も鳴らされてしまった。メンテマンはわたしの携帯番号知ってるんだから、「着いたからドアを開けてくれ」と携帯に電話してくれればいいのに、とちょっと気の利かないことに腹を立てつつも、とりあえず現状改善のために来てくれたことには感謝。

やって来た人はレッドソックスのキャップを後ろ前に被り、ナイキの紺色のスニーカーを履いた若いお兄ちゃんだった。
「大丈夫かよ〜」とちょっと不安になりつつも、とりあえず彼に頼むしかない。
「何かトイレに詰めちゃったんじゃないの?」と笑いながら冗談っぽく聞かれたけど、こっちはそんな冗談に笑える心境じゃないんだよ!眠くてウンザリして!

わが家は玄関で靴を脱いでもらうようにしているのだけれど、彼がお構いなしにドカドカと土足で家の中を歩き回るのを見て、またゲンナリ。この際仕方ないけど、あぁ、また掃除が…。

そのうち彼は自家発電用のようなデカくて長いケーブルを持ちこんで、わたしたちの部屋の前にある太い水道管のフタをガンガンと叩きながら開け始めた。
またこれが恐ろしく大きな音だったんだな。この時点で夜中の3時半ですよ。
わたしたちの上に住む老女2人組が起きてきて部屋中を歩き回る音が聞こえたから、絶対「この真夜中にうるさいわねぇ!」文句言ってるなぁと思いつつ、彼が作業する間カウチでまどろんでいた。

もうまどろみも限界にきて、自室のベッドにちょっと横になる。そして…やっぱりちょっと寝てしまった。そのうちメンテマンがわたしの部屋までやって来て、「眠いのに申し訳ないね、とりあえず水は使えるから。でも明日もう一度確認に来るから」と言って去って行った。
その時点で朝の5時。

学生時代から慢性睡眠不足のわたしではあるけれども、後2時間後には起きて出かける準備を始めなきゃいけない…。(涙)
とりあえず、朝起きた時にルームメイトが驚かないように、紙に「Be Careful!!」のメッセージを書いてバスルームのドアに貼り、再び眠った。

寝る前に3つも目覚ましをかけたけれど、案の定、寝過ごしてしまい、朝に友人が偶然携帯に電話をくれて目が覚めた。
うわ〜、ホント、最悪。ギリギリながらオフィスには何とか遅刻せずに間に合ったけれど、本当に勘弁して欲しいなぁ。

これと同じ経験を去年も1度したことがあり、今年の春にはアパートの建物にあまりに大量の雪が積もったために、溶け出した水がわが家の窓の付近から流れて床に染みこんだこともあった。
ほんとにトラブルが多いなぁ〜、うちのアパート!これを覗けば本当に大好きなんだけど…。

そんなわけで、ものすごーく眠いです、いま。

 





わたしは好きな映画やドラマは何度も何度も繰り返し見る方だ。
まぁ、基本的にしつこい質なんです。
感動したものや衝撃を受けたものに対して「またもう一度同じ気持ちを味わいたい」という快楽ホルモンが分泌されて繰り返し見てしまう。

映画やドラマのソフトを「買う」という行為は手元に置いて何度も見るために行うのだから、当然ながら買えば何度も繰り返し見る。
でもわたしのルームメイトはたくさんDVDを買ってくるけれども、どの作品も1度見ただけで繰り返し見るということをしない。「レンタルで十分なんじゃない?」なんて思うような作品も多々あって(大きなお世話か)、彼女は繰り返し見るという行為にそれほどこだわっている風ではない。
しかし、この間スマステ4を見ていたら、木村拓哉にインタビューしていた香取慎吾が全く同じ事を言っていた。

「僕は映画でも本でも、1度しか見ないし読まない」
   
そうか、そういうものなのかぁ。
もちろん人によって好みやこだわりは違うものだから、それについては人それぞれなのだけれど、ちょっと新鮮な響きだった。 

★以下は現在アメリカで封切り中の映画 "Capote" についての感想なので、  内容を知りたくない方はご注意ください。★


psh/capote 昨日ようやくフィリップ・シーモア・ホフマンの
"Capote" をDowntownのLoews Theater に見に行って来た。
主演のフィリップ・シーモア・ホフマンと共演のキャスリーン・キーナーが素晴らしい演技を見せて今年の多くの賞レースへのノミネーション必至、とあちこちで評判になっていたから、いつも以上にこの作品への期待度は高かった。

正直な感想を言うと、"Capote" という映画は内容が実際の凄惨な殺人事件を取材した小説家とその関係者の話だし、アメリカの50年代というある種ダークな時代を描いたものだからか、繰り返して観たい映画にはならないだろうと思う。

物語はカポーティがノンフィクション小説「冷血」の基となる事件を”発見”し、綿密な調査を行い、事件の顛末を見届けるまでに6年という長き歳月をかけて作品を書き上げるまでの姿を、事件を起こした容疑者や彼の身近な人間と共に描いている。

映画の中で、50年代の”時代のアイコン”としてのカポーティと、取材対象者に共感し、自分の作品世界を追い求める冷徹なアーティストとしてのカポーティが浮かび上がってくる。

フィリップ・シーモア・ホフマンはエキセントリックなカポーティの人物像を創り上げていた。
とりわけ、彼のあの高い声としゃべり方。わたしは実際のカポーティの動く姿を見たことがないのでわからないけれど、フィリップ・シーモア・ホフマンがなおざりな芝居をするはずはないので、きっと実際のカポーティもあぁいうしゃべり方をした人だったのだろう。

歴史上の実在の人物を演じる場合、役者の姿形や仕草が似ていればもちろん観る側がその作品に入りやすくなるというメリットはあるけれど、必ずしもそれを強く出す必要はない。
「新選組!」を見た後だから尚更かも知れないけれど、実在の人物と比べてどうこうよりも、”役” としてその実在の人物が作品の中で説得力を持つかどうかの方が大事だと思うから。

そういう意味では、フィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティも、キャスリーン・キーナーのハーパー・リーも魅力的だった。特にキャスリーン・キーナー演じるリーは知的で常に落ち着いていて、カポーティが最も信頼を置いている人物としての存在感を遺憾なく発揮していた。あれだけ押さえた演技であの存在感は素晴らしい。

この映画では、ゲイとして恋人と暮らし、友人のハーパー・リーの「アラバマ物語("To Kill a Mockingbird")」の出版と映画化による成功に嫉妬する「人間・カポーティ」を見せるのと同時に、自分の作品世界を追及する「アーティスト・カポーティ」の側面にも強い光が当てられている。

50年代の文壇や社交界の寵児だったが、しばらく作品を発表していなかったカポーティが目にした小さな新聞記事。カンザスで起こった強盗殺人事件のわずか1段の記事に彼は興味を持ち、幼なじみのハーパー・リーに協力を頼んでカンザスへ赴き、事件の調査を始める。

そしてやがて犯人として2人の若者、ペリー・スミスとディック・ヒコックが逮捕される。
カポーティが初めてスミスに会うシーンが印象的だ。
カポーティはシェリフのプライベートレジデンスのキッチンの一角に作られた檻の中に収容されているスミスを見つける。檻の中に1つ置かれたイスに黙って座り、外を物憂げに見つめ、足が痛むのでアスピリンを持ち合わせないか、と問いかけてきたスミスに心惹かれるカポーティ。
決してスミスはハンサムな青年ではないけれど、この激しい暴力をふるったと思われる青年の中に見えた繊細さに、カポーティは心動かされたのだろう。

ペリー・スミスの悲惨な生い立ちに自分の過去を重ね、スミスに共感し「何とか助けの手を差しのべたい」というカポーティ。しかしその一方でまたスミスを小説の材料としても取り込んでいこうとする。
「ティファニーで朝食を」などで名声を得ていたが、何年も作品を発表していなかった彼はスミスに会って金鉱を掘り当てたかのように興奮し、New Yoker のエディターにその喜びを電話で伝える。 

”He is my goldmine! (彼はわたしの金鉱だ!)”

ペリーにインタビューするため、カポーティはカンザスの刑務所に通い詰める。お互いの生い立ちの近さから次第にカポーティにうち解けていくスミス。

わたしはもっとこういった心の交流の部分を重点的に描いているのかと思っていた。しかしスミスへとの交流は、カポーティが自分の作品を創り上げるための「情報ソース」を与えてくれる手段として必要不可欠なものでもあった。

スミスとの距離を縮めていきながらも、NYに戻れば数々の華やかなパーティに登場し、執筆中の自作(「冷血」)を皆に自慢気に披露するカポーティのしたたかさも映し出す。社交の場で皆の注目を集め、輪の中心にいて脚光を浴びている彼はハイパーであり、また異常に輝いていた。

「冷血」を書き終えたカポーティが、NYの大きなホールでその一節を正装した聴衆を前にステージで朗読披露する場面がある。読み終えた彼を聴衆はスタンディング・オベーションで賞賛し、まぶしい光に包まれるカポーティ。「冷血」が20世紀のマスターピースとして迎え入れられた瞬間だ。
しかしその栄光を映し出した後、彼はスミスに呼ばれてカンザスの刑務所に行き、そこでスミスから新聞記事で自分のことを「冷血」というタイトルで小説にしたことへの怒りを受ける。「心からの友人だと思っていたのに!」と。

人間としての共感と、アーティストとして作品の完成を目指すための裏切りの二律背反。
フィリップ・シーモア・ホフマンはそのカポーティの複雑な内面を繊細に演じていた。名前を冠しているだけあって(彼はこの映画のプロデューサーでもあった)、これだけ彼のアップを長く観ることがあったろうか、というぐらい彼の表情がスクリーンに映し出される。
確かにこの映画はフィリップ・シーモア・ホフマンの映画だった。

クリス・クーパーはカンザスの事件が起こった街の調査官、アルビン・デュウェイを演じている。寡黙で責任感のありそうな南部の刑事を体現していた。実際彼はカンザスのお隣、ミズーリ州の出身なので違和感がないのかも。
彼を初めて観たのは多分「ボーイズ・ライフ」が最初だ。主人公のディカプリオの母親エレン・バーキンの暴力的なBFの役。続いて彼を観たのが「評決の時」で、これも南部の男の役だった。彼には南部男がよく似合う。

もう一つ、とても印象的な演技を見せたのが、ペリー・スミスを演じたクリフトン・コリンズ Jr. だ。彼は「トラフィック」にも出ていたようだが、どの役だったか思い出せない。
この映画での彼の無言の悲しい眼差しは、ある意味フィリップ・シーモア・ホフマンの演技を上回っていたんじゃないかと思うぐらい頭に残る。彼はこれから高く評価されるんじゃないかと思う。

"Capote" は、昨年観た "Million Dollar Baby" を思い出させた。
映画は高い評価を受け、演技賞でも作品賞でもオスカーを受賞した。
でも見終わったわたしの気持ちは晴れなかった。
あまりに救いがなく、あまりに辛い映画だった。
イーストウッドも、モーガン・フリーマンも、ヒラリー・スワンクも上手かったけれど、わたしは当分の間、この映画をもう一度観たいという気になれない。
そういう映画もあるんですね。





蜷川さんの現在好評公演中の舞台「天保十二年のシェークスピア」のWOWOWでの放映スケジュールが下記の日時に決まったようです。

放送日:12月23日(金)午後9時30分〜
放送チャンネル:アナログ放送BS-5ch及びBSデジタル3ch放送使用

WOWOWのプログラムガイド12月号での確認をお薦めしますが、上記はWOWOWカスタマーセンターからの回答でした。

ちなみにもう1件、WOWOWのサイトに

■12月放送予定■
常に進化しつづける演出家・蜷川幸雄。怒涛の1年を追いかけたドキュメンタリー
●蜷川幸雄 2005〜疾走する70歳〜(仮)

という番組も載ってました。今回の「天保」に合わせた企画なんでしょうね。


日本のわが家ではWOWOWに加入して早10余年。けれどBSデジタルに切り替えてから、家族は誰も録画予約の設定方法がわからない〜。(泣)
折角WOWOWで舞台の放映があっても録画の仕方、わかってな〜い〜。
だぁ〜。(泣)

やっぱり「日本に帰れ〜!」というお告げなのだろうかぁぁぁぁ。(涙、涙)






わたしが好きな、トモゾウさんの「似顔絵系ブログ 勝手にブロ〜グ」というブログで、何だかものすごい企画が少年マンガ界に起こっていることを知りました。

 「水島新司は、やはり大先生なのだ」というタイトルがつけられたそのエントリを読むと、「マジですか?!」 と驚いてしまう夢の(?)コラボレーションが現在実現している途中であることが記されていたのでした。

いや、詳しくはトモゾウさんのブログを読んでいただければわかるのだけど、これってすごいなぁ!
講談社と秋田書店、確かに水島新司だから実現した企画なんだろうなぁ。
っていうか、他に誰もこんなこと思いつかない!(笑) 


ブログでも紹介されている、

”有名な話ですけど、水島先生はことあるごとに、「山田太郎はすごいよ・・・。打率7割だよ。あんなの誰も抑えられないよ・・・。」と言っていたそうです。”

っていうのに大笑いしちゃった。
水島新司自身が、自分のマンガの一番のファンなんだろうなぁ。
「モーニング」と「チャンピオン」の両誌の表紙がちゃんと対になってつながってるところがまたスバラシイ!

よく「スマステ」で他局の生番組と同時中継、とか、他局ドラマの最終回直前SPを出演者集めて特集とか、”局を越えてのコラボレーション”と銘打って面白い企画をやってますが、漫画界でも「夢のコラボ祭り」なんですね。

やっぱり両方読みたい水島ファンは当然ながら両誌買ってくれるわけですよね。
そうすると、双方ともに売り上げが伸びる、と。
…てか、最終的には水島新司が1つのネタで2倍美味しい?

と感想を書きつつも、実はわたしは水島マンガの愛読者じゃないので、この夢のコラボ祭りをリアルタイムで体験できなくて「きぃ〜っ!」となるほどではないのですが、あまりに思い切った水島先生(それとも編集者?)の発想に感動してしまったので取り上げさせてもらいました。

何事も新しい試みというのは面白いなぁ。
ちなみに、トモゾウさんの旧HP 「似顔絵系サイト TOMO-ZONE」にある「勝手にドラマ」のコンテンツが大好きで、愛読しておりました。
そうそう、このサイトにある「古畑任三郎スクリーンセイバー」も見事なのですよ。

 





昨日のエントリで、続編の放送日を「1月3日(火)、夜9時〜」という風に書いたけれども、どうもまだハッキリしないようですね。

発表のあったNHKのドラマページからは上記の放送日お知らせは削除されていて、逆に山本耕史くんのオフィシャルHPには

 「新選組!! 土方歳三 最期の一日」
2006年1月1日 NHK BS hi 19:20〜(約89分)
※NHK総合での放送予定については後日お知らせします

とあるようです。
BS hi かぁ。実家では「hi」だけ見られなかった気がするなぁ、うーん。

もしかしたら地上波の放送日は「1月3日」のままかも知れないけれど、放送時間が変更になるのかな。”何かしら”の放送日検討必要事項が発生したのかも知れないですね。
”何かしらの”、他局での同じ脚本家による同じ「新選組!」出演者も出ちゃう、人気ドラマとぶつかってしまったりするのかな。  


でも単純に考えて「お正月」というTV番組編成上、特別扱いの枠で、1人の脚本家が2つの局で2つの人気ドラマの脚本を書き、一部出演者も両方に出てる、なんていうケースはそんなに起こり得るもんじゃないと思う。
それもこれも、やっぱり三谷さんの「人徳」なんでしょうか。


ところで、村上春樹が以前「村上モトクラシ」の近況報告(9月1日版)で語っていた、「ランナーズ・ワールド」でのインタビューの号(November '05)が店頭に並んでいた。(立ち読みしてきました)
このインタビュー(" Miscellaneous: I'm a Runner " )

はオンライン上でも公開されてます。

質問内容は至ってシンプルで、

 ・ なぜマラソンを走るのか?いつ頃始めたのか?日頃どのぐらい走るのか?
 ・ ただ単に距離を走るだけなのか、それともスピードワークも練習するのか?
 ・ ボストンに間もなく移り住むようだが、以前にもボストンマラソンに出場してい
    る。ボストンではいつもどのあたりを走るのか?
 ・ 世界でどこを走るのが好きか?そしてなぜ?
 ・ 「海辺のカフカ」を執筆している間、毎日走っていたというのを読んだけれど、
  走っている間、プロットやダイアローグを考えたりした?走ることは創作活動
  にどんな風に影響している?
 ・ 走っている時にジャズやそのほかの音楽を聴いたりする?
 ・ NYCマラソンをまた走りたい、というようなことを言っていたけれど、あなたにと
    ってNYCマラソンはどんな経験だったか?NYCマラソンのレースの中で最高
    の部分と最悪の部分とは何だったか?
 ・ 20年以上もマラソンを走り続けてきた人間として、これからも走り続けていく?
 ・ あなたにとってのマラソンや日常のランニングの経験というのは、長年に渡っ
  てどんな風に変化してきた?

というようなもの。
締めくくりに、村上春樹は

"The most important qualities to be a fiction writer are probably imaginative ability, inteligence, and focus.  But in order to maintain these qualities in a high and constant level, you must never neglect to keep up your physical strengh." 

"Without solid base of physical strength, you can't accoumplish anything very intricate or demanding.  That's my belief.  If I did not keep running, I think my writing would be very different from what it is now."

「創作作家として最も重要な資質というのは、おそらく想像力、知性、そして何に焦点を合わせるか、だ。けれど、これらの質を一定の高い水準に保つためには身体的な強さを維持し続けることを疎かにしてはならない。」

「確固とした肉体的な強さを抜きにして、人はとても込み入った骨の折れることは為し遂げられない。これがわたしの考えだ。もし走り続けていなかったら、わたしの小説は今のものとは随分違っていたものになっていたと思う。」

と答えている。

その昔、YMOの全盛期の頃、サザンの桑田さんが「あぁいう肉体を駆使しない音楽というのは僕にはちょっと考えられない」とコメントしたことがあり、逆にほとんど動きなく演奏し続けていたYMOとしては(これは坂本龍一のコメントで読んだことがあるのだが)「汗だくになって演奏することへの抵抗」があって、両者対照的だなぁと思ったことがあった。

しかし、坂本龍一は(たぶん彼が40代に入った頃から?)年を重ねる毎に「身体的能力の重要性」を説き、ライブ活動を行うことについても ”最終的に行き着くところは「肉体への挑戦」” というようなことを語っていて、《クリエイティブなものを生み出す肉体の重要性》という概念は村上春樹とも共通したものがある。

つまるところ何事も「生きていること、肉体を有すること」、これに尽きるということなのかな。

 





三谷さん関係の情報更新がいろいろと続きますね。
古畑ファイナルの第2夜のゲストがイチローだったり、「新選組!! 〜土方歳三最期の一日〜」の放映日が来年1月3日(火)の夜9時から(89分)と発表になったり。

三谷さんはじめ、「新選組!」のファンの皆さんは、なかなか忙しい年末〜お正月を迎えそうですね。
パルコの「12人の優しい日本人」の舞台あり、「新選組!!」続編あり、「古畑完結篇SP」が3夜連続であり、「The 有頂天ホテル」公開あり、で。  


三谷さん、こんなに忙しくしてるとやっぱり「ありふれた生活」の第4集の刊行はまだまだ先になっちゃいそうだなぁ。加筆訂正や校正なんかしてる時間なんて全然なさそうだもんね。
リアルタイムで新聞連載を読んでいない身としては、第3集が「大河な日々」と銘打たれていながらも、昨年の3月末掲載分までしか収められてなくて、4月以降のコラムを読みたくて第4集が出るのを心待ちにしているんだけど。

ところで、三谷さんのファンの方には非常に有り難い「三谷幸喜&東京サンシャインボーイズ データバンク」というサイトがあって、(工事中の項目もあるのだけれど)舞台情報が詳細で読み応え十分。

「用語辞典」の項で、”青空カンタ”が

 『やっぱり猫が好き』で、三人のそっくりさんのうちの「きみえ」のそっくりさんの少年の名前。病気のお母さんを助けるために日夜働いているらしい。

であることを知りました。わたし、「やっぱり猫が好き」を全話見ていないので、わたしの中で”青空カンタ”と言えば、「笑の大学」の座長 ”アオカン”さんしか思い浮かばなかったので。

それにしても面白いのが「大アンケート」の項の2004年大河ドラマ『新選組!』キャスト予想」!!
これは2002年の4月末〜5月末に行われたアンケートなのですが、投票者の皆さんの結果は、意外にハズれていない!! 三谷さんは過去に一緒に仕事をした信頼のおける役者さんを使うのが常だから、ある程度絞りやすいかも知れないけれど、名前の挙がっている多くの役者さんがやっぱり登場していましたね。

慎吾ちゃんの近藤勇、藤原竜也くんの沖田総司を予想した人はまさにドンピシャ、一番人気だった筒井くんはやっぱり三谷ファンには支持率高し。
土方歳三に押している人が多かったけど、さすがに誰も容保様を想像した人はいなかったか。まぁ、「新選組」つって容保様をすぐに連想する人も少ないかも知れないけど。(笑)

小日向文世、阿南健治、八嶋智人、戸田恵子、伊原剛志、甲本雅裕、大倉孝二、熊面鯉、沢口靖子、生瀬勝久、伊東四朗、佐藤浩市、と的中率高いのですが、同率58位に、堺雅人(…「実は本命、だと思います」のコメント!) と、オダギリジョーが入ってるんですねぇ。素晴らしいっ!(千石さん風)

で、ここまで見て、「あれ?」と思ったのは…そう、誰ひとり山本耕史くんのキャスティングを予想してなかった!
三谷さんがキャスティングする際にこの予想をご覧になったかどうかわかりませんが、土方役に耕史くんを決めた時には「ふっふっふ、みんなこうくるとは思わなかったでしょ?」と思わず微笑んだんだろうなぁ。

結局、実際ドラマには出演しなかったけれど、この人が登場しても面白かったかも知れないなぁ、という個人的な興味で名前の挙がっていた中から何人か拾うと、

松重豊、梶原善(アメリカ留学中なのでダメだった?)、西村雅彦(「清河八郎で」とリクエストされていた方がいたけれど、確かに面白いかも!)、市川染五郎(「容保様で」…これも結構ハマッてる??)、爆笑問題の太田光(これは確か実際に噂が出てたんでしたっけ?)などなど。

やはりジャニーズ系アイドルや妻夫木くんなどへの票が多かった中で、意外に(失敬)人気だったのが前原一輝さん。
堤幸彦作品の常連さんですが、当時は「トリック」が人気だったからなのかな。このアンケート当時はまだ俳優業を廃業する前だったのですかね。諸事情があったのでしょうが、人気が出始めた頃に俳優を辞められてしまったのが残念です。

このサイトで最も好きなのは「三谷語録」の項目。
もう、ほんと、ぷぷぷっと笑っちゃう語録連発です。
既に聞いたことがあるものも幾つかあるんですが、それでも笑っちゃう。あまりに可笑しいので個人的に好きな語録の一部を下に抜き出してみました。


  • シアターTOPSにて
      私「お好きな食べ物はなんですか?」
      三谷さん「はぁ・・・たたみイワシとか」
      私「たたみイワシ以外では?」
      三谷さん「イワシ関係ならなんでも」
      私「お好きな色は?」
      三谷さん「人生ゲームではいつも緑のコマを・・・

  •  「昔、サザエさんの本を書いたことがあるんですが、タラちゃんが異様に大きくなって、水泳の選手になるって話を書いたんですけど、『君はサザエさんをわかってない』と言われました」

  •  (「古畑」でテレビライフの96脚本賞の授賞式で)「西村もそうですけど、今がピークだと思うんで、彼と僕とで、どっちが先に仕事がなくなるか、僕は彼だと思います」 

  •  (映画が完成して) 今のライバルは?の質問に・・・「昔はカール・ルイスと答えるようにしてたんですが…同い年なんですよ、カールとは
    関係ないですが、ダイアナさんも同い年です。でも、ここんとこのライバルは、やはり安室奈美恵ですかね」「今に見ていろって感じです

  • (笑っていいともから)
    三谷「僕がテレビに出ると妻がとてもいやがるんです」
    タモリ「なんで」
    三谷「独占したいんじゃ・・・」

  • クイズミリオネアの芸能人大会で、答に悩んでいるとき、2問目で間違えた
    市川染五郎に後ろからチャチャをいれられ

   「染五郎くんは黙っててください!!」

  • 料理の鉄人でシェフが「ミルクレープ」を作っていたとき、
    「あれは、ミルクレープですかね?
    ドトールのミルクレープ、おいしい
    ですよね。」
    と言って他の出場者に失笑され、
    ・・でも、おいしいですよ、ドトールのミルクレープ!

  • (西村とともに出たジャングルTVにて)

    タモリ「お二人はどうゆう関係で知り合ったんですか?」
    三谷「・・・いや、大学のころから話さなきゃならないんですよ。」
    タモリ「えっ!そんなに古い付き合いなんですか?」
    三谷「大学を卒業しても、彼はまだ出てこないんですが・・・」

  •  何故,携帯電話を持っていないのかを聞かれて
    「電話を持つと,浮気の心配があると。妻が禁止を。」 

  • 「ぷっすま」('01)の絵心クイズで、若い女性に誰がうまいか選んでもらい
    最後まで選ばれなかったとき、その女性に対して         
    「あの子僕が古畑書いたって知ってるのかな・・・」

  •  『みんなのいえ』試写会舞台挨拶の際、自ら上映前の注意をされて、
    「携帯電話、PHSをお持ちの方は電源をお切り下さい。ポケットベルを
    お持ちの方は・・・・そろそろ携帯にしたほうがいいですよ

  • 「とくダネ!」にて。
    デビッド・ベッカムの子供、ロミオくんの写真を見て、こうコメント。
    「うちの犬にちょっと似てますね」

  •  オケピ!の公演中、川平慈英と一緒に名古屋の会場から出演した
    「ニュースステーション」で。
  1. 歌いながら登場した後、「もう一回やりたい・・・・」
  2. 「川平さんをないがしろにしないであげてください!
    すごい方なんです、実は!
  3. 司会の久米さんに、「久米さん、観に来てくれないんですか?
    初演のときは観にきてくれたじゃないですか・・・おい!久米!
  • 「みんなのいえ」完成披露会見でのインタビューで。
    「前作『ラヂオの時間』の完成披露時は、安室奈美恵さんの妊娠・結婚報道と重なったおかげで、ちっとも取り上げられなかった。しかし、今回はラッキーなことに、木村拓哉さんのところの出産が1週間前に終わってました。工藤静香さん、ありがとう!


あぁ、ほんと、可笑しい!
1月公開の「The 有頂天ホテル」の完成披露会見の時に、大きな芸能ニュースとぶつからないことを祈るばかりです。

【追記】

  • 「三谷語録」の転載にあたって「三谷幸喜&東京サンシャインボーイズデータバンク」の管理人・フェイクさんから、転載の許可をいただいております。
  • それから、フェイクさんから ”アンケート募集当時、西村さんが既に「竜馬におまかせ!」で清河八郎を演じておられたことから、大河でも「清河八郎を」と予想された方がいたのでは” と教えていただきました。わたしは「竜馬におまかせ!」を見損ねていたためにそのことを知りませんでした。豪華なキャスト陣ながら、「竜馬におまかせ!」は未だソフト化されていないとのこと、このドラマを見られる日がやがて来ることを期待したいと思います。フェイクさん、ご指摘、どうも有り難うございました。

 





古畑任三郎の完結編SPの、噂の第2夜目のゲストが発表になったみたいです。

…え?イチロー?

サプラァ〜イズ…!
 ……。
 ……。

本人が「古畑」の”ファン”を通り越して”マニア”なのだそうだけれど、
同時に

 イチローのドラマ出演はもちろん、演技も初挑戦。いったいどんな演技を見せるのか、野球ファンもドラマファンも大注目だ。

ということなんですが…。
芸達者な人なのかも知れないし、”本番に強い男”として見ているわたしたちをまたまた ”サプラ〜イズ!” させてくれる… かも知れないなぁ。

三谷さんはイチローの当て書きをするわけですね、そうすると。当て書きって、まぁ本人なので彼のキャラクターは十分周知なわけだから、やりやすいのかも知れないけれど。

というわけで、お正月、違う意味で楽しみですね。





はるか昔、まだ角川春樹が角川書店の社長を務め角川映画が全盛の頃、角川書店から『バラエティ』という月刊雑誌が刊行されていた。

『バラエティ』はいつごろ廃刊したんだろう。
かなり長い間、もしかしたら90年代に入ってもまだ存在していたかも知れない。創刊当時はA4版だったものが、途中からB5版に型を変えた。

折しも薬師丸ひろ子が角川映画の人気女優となり、うちの兄が彼女のファンだったことから、わが家には毎月月末になると『バラエティ』が届けられるようになった。(うちの近所の本屋さんは継続注文している書籍を配達してくれるサービスをやっていたのです)


”メディアクロスマガジン” と銘打たれたその雑誌には確かにいろんな分野のありとあらゆるメディアの情報が詰め込まれ、兄のおこぼれに預かり毎月読むのがとても待ち遠しかった。

当然ながら自社映画の宣伝の場でもあった角川の『バラエティ』は、薬師丸ひろ子や原田知世らの角川事務所アイドル情報やグラビアで若者ファンにアピールしつつも、男臭い映画もよく取り上げていて、ある種『バラエティ』の男性版アイコンだった松田優作も頻繁に登場した。

『バラエティ』は映画好きにも小説好きにもマンガ好きにも音楽好きにもアート好きにも、とにかくそういった趣味人の”情報欲求心”を満たしてくれる、ちょっと知的で遊び心のある面白いコラム連載や特集にあふれていたのだ。(少なくとも初期の頃には)
好奇心旺盛な子供が、それまで自分の知らなかった世界を見たような、大人の遊びを教えてもらったような、そんな心境で毎号隅から隅まで読み込んでいた。

そのうち兄の嗜好も変わってきて、彼はそれほど『バラエティ』に興味を示さなくなったのだが、わたしは相変わらず愛読していたので『バラエティ』は毎月わが家にやって来た。

わたしは角川の雑誌は『バラエティ』しか読んでいなかったし、他の文芸誌などを買って読むにはまだ幼かったから、この雑誌の執筆陣がサブカルの分野も含め、ユニークな人が多かったことを後で知った。
片岡義男、戸井十月、三好礼子(現山村礼子…美人オートバイレーサー)、大友克洋、高野文子、竹宮恵子、いしかわじゅん、古川タク、南伸坊、吾妻ひでお、新井素子、栗本薫、あと誰だったっけ…。

海外の映画(特にヨーロッパ映画)や映画祭の話題もいつもここで詳しい情報を入手していて、その年のオスカー、カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、サンダンスなどの映画祭のレポートをいつも楽しみにしていた。

まだ自分一人で映画を見に行くような年齢ではなかったし、(アメリカ映画は別として)ミニシアターのブームが到来する遙か昔だったので、東京に住んでいて岩波ホールの「エキプ・ド・シネマ」にでも行かなきゃ見ることのできない映画が大半だった。それでも大阪の片田舎に住む子供の好奇心を満たすには十分な情報量だった。

2年ほど前に実家が引っ越しをして、わたしの荷物の一切合切が新居に運ばれた。わたしは引っ越し前に日本に帰ることができなかったので、とにかく旧宅にあるわたしの荷物全てがそっくり新居に運ばれた。

引っ越し後に初めて日本に一時帰国した時に、抱えていた雑誌や本などを整理しなければと思い、思い切って片づけた。その時に創刊号は持っていなかったけれど、ほぼ創刊の頃からの『バラエティ』をわたしはずっと捨てずに保管していたのだった。(すっかり忘れていた)

『バラエティ』は80年代の後半ぐらいから、段々とわたしの好きだったメディアクロス・マガジンの色合いが薄れ、角川アイドル雑誌へと変貌していった。それに伴い執筆陣も様変わりして、わたしの興味も『バラエティ』から離れてしまった。
それでも80年代前半の2〜3年分の『バラエティ』は捨てきれなかったんだなぁ。
わたしは本当に手元に置いておきたいと思うA4版の1年か2年分ほどを(松田優作を偲んで)残して、他は書籍類処分のゴミの日に出した。

後にその話を幼なじみの友人に話したら、「なんでそんな勿体ないことしたん!!」
と、えらく非難されてしまった。
「なんでぇ?だって場所取るんやもん…」と言うと、「アホやなぁ、せめてもうちょっと待っといて、日本に帰ってきてからオークションサイトに出せばよかったのに〜!」と。

そういうものかと思って後にオークションサイトを覗いてみたら、確かに号によっては2000円以上の値がついているものもあって、「あぁ〜っ…」とガックリと肩を落としたのは言うまでもありません。でも本当に入札する人いるのかな。

以前、せめてコーヒー代にぐらいならないかと思って、TV番組の抽選で当選した景山民夫の署名本を古書店に持っていったことがあった。しかし店の人から「値はつかない」と言われ、わたしの欲望はアッサリとうち砕かれてしまった。そのまま持って帰るのもバカバカしいと思って、そのまま処分してもらうことにして引き取ってもらった。

その話を先述の友人にしたら、友人は結構景山民夫が好きだったそうで、「もぉ〜、なんでそういうことするかなぁ!」とまた怒られた。
だって、本来処分するために古本屋に持ってったんやし…。

そいういうわけで、これからは古雑誌と言えども迂闊に処分してはいけない、ということを学びました。(←しかしもう、結構貴重な『rockin'on』や『rockin'on Japan』を処分してしまった人)

しかし片づけ好きのわりに物を取っておく癖もあるわたしには、限られたスペースに、いかに物を収めるかが課題なんだよなぁ。
結局わたしの新しい部屋の収納には、1、2年分はある古い『バラエティ』が残されている。それは次に引っ越しの機会でもない限り、ずっとそこにありそうな気配…。

心境の変化によってオークションに出品されるのかどうか、それはわからないけれども、とりあえずまた何年かは開かれることなくスペースを取っている気はします。

 





アカリさんの「天真爛漫」のサイトにあった「新選組と大河組!好きに50の質問」について、回答を考えてみました。
これは何となく、自分の「新選組!」への思いを振り返ってみる、という意味合いもこめて。

 


【新撰組好きに50の質問】

1■お名前を教えてください。

    elsur です。(細かいことですが"el sur" が正しい表記です)

2■PNの由来は何ですか?

    大好きなビクトル・エリセの「エルスール」というスペイン映画のタイトルに       
    由来しています。ちなみにスペイン語で「南」という意味です。

3■いつから新撰組ファンですか?

    史実の新選組に関しては特に熱心なファンではありません。幕末に名を
    馳せた歴史的な集団という認識の域を出ておりませんが、ドラマの「新選
    組!」を見たのは今年(2005年)の7月半ばです。

4■ファンになったきっかけはなんですか?

    ドラマに関して言えば、もともと三谷幸喜さんが好きだったから興味があっ    
    たのと、ドラマ49話を全て見たい!と思った決定的な理由は、見て見よう         
    かな、と思っていた時にどこかのサイトで最終回の最後の近藤セリフを香    
    取くんがどういう心境で演じたかというのを読んで知った時に、「あぁ、これ    
    はすごいなぁ!」と思ったからです。なので、最終回のあの最後のセリフを
    一番最初に知ってしまってから見たのでした。

5■新撰組の小説って読みますか?

    まだ読んでいません。
    「燃えよ剣」と「新選組血風録」は読んでみたいです。

6■大河ドラマの新選組の関連本買った?

    買っていません。

7■忠実で一番好きな隊士は誰?

    ? 

8■大河で一番好きな隊士は誰?

    一番を選ぶのは難しいなぁ。
    香取慎吾くんの近藤勇、藤原竜也くんの沖田総司、堺雅人の山南敬助、
    かな。

9■大河で好きなシーンはありますか?

    もちろん、山ほどあります。

10■「ある」と答えた方、それは何処?

    12話:京へ出立する浪士組を見送るツネに一瞥を送る近藤
    13話:山南さんと村上俊五郎が対決するところ
       〃  鴨の焚き火を消した後に試衛館のみんなが近藤に「1,2の3」で水
         をかけるところ
    25話、28話、32〜34話全部。 
    30話:土方と総司の俳句コント
    39話:総司×斉藤の「今夜のあなたには殺気がない」
     〃  左之助とおまさの結婚報告
    40話:平助と総司の対話
    47話:土方の洋装解説
     〃  総司とおみつの対話
    48話:有馬×近藤、近藤×加納
    49話:ラストシーン&カーテンコール&ダブルコール

11■泣いてしまったシーンはありますか?

    これも山ほどあります。

12■「ある」と答えた方、それは何処?

  • 恐らく一番泣いたのは32話「山南脱走」〜「友の死」
  • 思わず泣いてしまったのは45話「源さん、死す」で島田が「婆ちゃんが言っ
    てたんだ、そんなんじゃダメだ!もっと強く抱きしめなきゃダメだ!」と叫ぶ
    ところ
  • 同じく45話で幽霊となった源さんが近藤の目前に現れ、それに気づいた近藤の「…源さんすまなかった、こんなところまでつきあわせてしまって…」の場面
  • 48話のラスト
  • 最終回でカーテンコールが始まった瞬間

13■三谷幸喜氏の脚本はどう思いますか?

    三谷さんはやはり舞台の人なので、観客がいて芝居が成立することを常             に意識していて、(そしてそれはTVでも同様で)視聴者への(三谷さんから
    の)愛情が作品に溢れていて、こちらからも愛情を示したくなってしまう脚
    本になっているところが好きです。
    自己満足に終わらずに、見ている側とのキャッチボールを大切にしている
    点が三谷さんらしいと思います。         
    
14■あなたのまわりに大河や忠実の新撰組ファンいますか?

    確実に2名に布教(?)しました。

15■新撰組を好きになって変わったことってある?

    インターネットの検索時間が長くなりました。(情報収集のため)

16■史跡って行ったことある?
   
    残念ながらありません。出身が関西なので、せめて京都の縁の地は訪れ
    てみたいです。    

17■「ある」って答えた方、それはどこ?

    N/A

18■あなたは新選組に入隊したいですか?

    遠慮しておきます。根性ナシなので。

19■もしも!入隊できるとしたら役職はなにがいい?

    字を書くのが得意なので、書記とか立て札書かせたりすると役に立つと思
    います。

20■日本は好きですか?

    好きです。 自分の国が好きじゃないというのはちょっと悲しいことです。

21■和の心はありますか?

    「和」というのが「和風」という意味なのであれば、かなりある方だと思いま
    す。

22■侍魂はある?

    侍魂というのはないと思いますが、時折その精神性に気高さを感じること
    はあります。

23■武士に憧れる?

    特に憧れはないです。

24■大河新選組!の近藤勇(香取)の印象は?

    人間的大きさ、懐の深さを感じさせてよかったです。(演技の)技術的なも
    のを越えていたと思います。

25■大河の土方歳三(山本耕史)の印象は?

    一環して近藤への友情、信頼を貫き、固い信念を見せた演技は素晴らし   
    かった。彼のこれまでのパブリックイメージを覆すに十分すぎる快演でし
    た。

26■大河の沖田総司(藤原)の印象は?

    若さ、屈託のなさ、純真さ、前半の「新選組!」において総司の無邪気さ
    や少年性が光れば光るほど、後半(芹沢鴨暗殺や池田屋事件以降)
    の病から得たある種の人間的成長が際立って素晴らしかった。
    細やかな表現を存分に見せた藤原竜也くんに脱帽です。
    本当に上手い!上手すぎる!

27■大河新選組!で出番はあまりなかったけど良かった俳優さんは?

    松本良順先生を演じた田中哲司さん。良順先生は知的で紳士でカッコよ 
    かったです。
    それから、中岡慎太郎を演じた増沢望さんも少ない出番ながら印象的で
    した。

28■大河組!でよかった女優さんは?

    ツネさんを演じた田畑智子さん、明里を演じた鈴木砂羽さん、おみつを演
    じた沢口靖子が好きでした。

29■新撰組グッヅもっている?

    持っておりません。

30■個人的に「新選組」「新選組」どっちがしっくりくる?

    「新選組」

31■新選組漫画持ってますか?

    いいえ。

32■「もっている」と答えた方、それは何て題名の漫画?

    N/A

33■大河で隊士を演じた方々の印象を聞きます。まずは山南敬助(堺雅人)の印
   象は?

           
    これだけ視聴者を役に感情移入させるキャラクターを創り上げた堺雅人
    はすごいな、と思います。
    これから山南敬助を演じる俳優さんは、常に堺さんと比較されることにな
    るのでしょうね。

34■斉藤一(オダギリジョー)の印象は?

    何とも言えないオーラを発する「斉藤一」像を創り出したと思います。
    彼が見せてきた数々の忠誠心と不言実行の姿は、総司の「わたしはあな
    たのような剣士になりたかった」というセリフを十分に納得させるものがあ
    りました。
    時折見せたシャイな部分(34話で凹む、39話で無言でモアイ像を差し
    出す等)に彼の人間性が現れていて、斉藤を愛すべき人物にしたと思い
    ます。

35■永倉新八(ぐっさん)は?

    「漢」!という感じ。
    曲がったことは受け容れられず、その分フレキシブルではないけれど、情
    に厚い男。そして仕事はきちっりこなす男。カッコよかったです。

36■藤堂平助(中村)は?

    「新選組!」を見ていて「へーちゃんを嫌いな人はいないんじゃないか」と
    思うぐらい、愛すべき藤堂平助でした。彼の素直さ、嘘のなさは総司とは
    違った意味で(コンプレックスを抱えた弱者だけれど、それ故に感情移入
    できるという点で)物語を救っていたように思います。

37■伊東甲子太郎(谷原)は?

    したたかさが溢れていて、いいですねぇ。あの谷原さんの声は反則です。
    近藤との和解(?)後、もし彼が生きていたらどういう人生を辿ったかを
    見てみたい思いにかられます。くそぅ、鍬次郎、余計なことを!

38■井上源三郎(コバさん)は?

    いてくれるだけで皆が心安らぐ存在を楽しそうに演じていたのが印象的で
    した。
           34回「寺田屋大騒動」はあなたの回です!

39■原田左之助(山本太郎)は?

    正直言って、ちょっとはしゃぎすぎの感がありました。 
    憎めないキャラクターであるのはわかっているのですが…。
    でも25回で山南さんを救った時の彼にはシビレました。

40■洋装土方、和装土方、どっち派?

    和装土方を見ている時間が長かったから、和装の方かな。

41■大河キャストが出演しているTV番組何か見た?
  
    後追いで頑張って探し出して見ました。バラエティが多かったけど。
    「どんとこい」と「スタパ」「はなまる」が見られないのが本当に残念。

42■次の言葉で連想することを答えましょう。「試衛館」

  • 江戸
  • 周斎先生
  • 納豆  

43■「志」

    高く

44■「誠」

    新選組
    近藤勇

45■「剣」

    沖田総司

46■「大河ドラマ新選組!」

    今やわたしの検索ワードの常套句

47■はぃ、では大河組!の個人的な名台詞は?

    山ほどあって数え切れない…

    近藤: 「皆それなりにアリガトーッ!」
    土方: 「待たせたな!」 「やっちゃったのかーっ?!」
    総司: 「今夜のあなたには殺気がない」 「わたしは何て運がいいんだろ
         うって…」
    山南: 「採用です!」 「己の信ずるところに従って生きてください」 「わ
         がままを言うなーっ!」 
    お孝: 「人の値打ちは自分で見て決めなあかん!」

48■大河ドラマ新選組!に一言!

    何度みても飽きない。大好きです。

49■忠実の新撰組に物申す!

    N/A             

50■最後に忠実でも大河でも新選組をスキな同志に一言!

    また「新選組!」を楽しめる、その反面、もう本当に最後なのだという寂し
    さもあって、見たいけど見たくない、知りたいけど、その最後を知りたくな
    い、というような複雑な心境なのが正直なところ…。
    それでもやっぱりみんなお正月、すごくドキドキしながらNHKにチャンネル
    を合わせて、あのテーマソングが流れるのを待つのでしょうね…。

 





ハロウィンが近づいてきたので、ちょっとデザインを変えてみました。
Livedoor Blogではハロウィンデザインがあまり用意されてなくて、それほどSpookyな感じじゃないですね、これ。


古畑任三郎ファイナルがお正月に放映決定とか、藤原 "総司" 竜也くんと&吹石 "おひで" 一恵ちゃんの交際の噂が流れたりとか、慎吾ちゃんの月9のキャスティング決定の噂三蔵法師=深津絵里、沙悟浄=内村光良、猪八戒=伊藤敦史、そしてSMAPメンバーが特別ゲスト出演が出たりとか、最近気になる芸能ニュースが続いて登場。そういえば慎吾ちゃん&中居くん12月入籍の噂というのはその後どうなったんだろう。
…思いっきりゴシップニュースに食いついてます。


capoteしかし、わたしの注意を引いたのものは別にあった。
昨日、うちの近所にあるミニシアターの前を通りかかった時に足が止まってしまった。
劇場の壁面に、現在公開中や近日公開予定の映画のポスターがいつも並べて貼ってあるのだけど、そこにはセピアカラーのちょっと怪しげでクールなポスターがドドーンと貼ってあった。
眼鏡の奥からちょっとヒンヤリした視線を送りつつこちらを眺めていたのは、わたしの大好きな フィリップ・シーモア・ホフマン 、その人だったのです。
 


彼がトルーマン・カポーティを演じた「Capote」が昨日から公開になっていた。
ポスターをよく見るとわかりますが、すごいですよ、タイトルの前に彼の名前が冠されているのです! "Philip Seymore Hoffman Capote" ですよ!(笑)

capote in phoenixこの映画で彼の演技は各方面から絶賛を受け、既に今年度のアカデミー賞主演男優賞最有力候補とまで言われている。Weeklyのエンターテイメント情報紙 "Phoenix" にも表紙でドドーンと登場し、公開に合わせて特集記事も組まれていた。

わたしは写真と作品でしかカポーティを知らないけれども、映画を見た評論家からは「まさにカポーティがそこにいた」というぐらい、 フィリップ・S・ホフマン は見事にカポーティになりきっているのだとか。

これまでも数々の名演を見せ、多くのインディペンデント系作品で賞を受けてきたホフマンだけれど、今回の好演でメジャー賞レースでも大きく評価されることになるんだろうな。

1959年に実際にカンザスで起きた一家4人の惨殺事件に取材して書かれた "ノンフィクション・ノベル" 「冷血」、その取材を通じての犯人の1人であるペリー・スミスとの交流の深まりや、文学的栄光を求めるカポーティがその交流を通して道徳の境界線を踏み越えてしまう様が丁寧に描かれているとか。
うーん、これは見なければ。

公式サイトで劇場用トレイラーを見たけれど、カポーティは実際にあぁいうしゃべり方をするのかな。ちょっと我が強くて屈折してて、でも繊細な天才、そういうイメージが彼にはある。

カポーティの幼なじみ、ハーパー・リーを演じるキャスリーン・キーナーも素晴らしい演技を見せているらしく、こちらも助演女優賞有力候補の呼び声が高い。
加えて共演にクリス・クーパーというのもちょっとそそられるじゃないですか!

 フィリップ・S・ホフマン に関しては、願わくは、昨年「Sideways」であらゆる映画賞を総ナメにしていながら、オスカーにだけは手が届かなかったポール・ジアマティと同じ運命を辿らないように…と余計な心配をしてしまったりして。

映画の宣伝なのでもちろん悪い評は取り上げないわけだけれど、Rolling Stone誌のライター、ピーター・トラバースは

" Philip Seymore Hoffman's unmissable and unforgettable performance as Truman Capote should make him the front-runner for every Best Actor prize in the book."
(「トルーマン・カポーティを演じるフィリップ・シーモア・ホフマンの見逃せない、忘れ難い演技は、彼をあらゆる主演男優賞の有力候補にさせるはずだ」)

と、ホフマンの演技に賛辞を送っている。

昨年の春に、ボストンのBrattle Theater (村上春樹もお気に入りの、あの映画館です) であった、インディペンデント系映画祭 "10th Annual Chlotrudis Award" に彼がゲストで登場したことがあった。
彼が「Love Lisa」の演技でその映画祭で主演男優賞を受賞したからなのだが、知人が「フィリップ・S・ホフマンが来るよ!」と教えてくれて慌ててチケットを取って見に行った。
ちなみにその映画祭では彼のご母堂(判事さんだそうです)も審査員の1人で、その縁もあって出演を引き受けたのかも知れない。

マネージャーらしき人も付いていなくて全く一人でフラッとやって来た、という感じで、終始フランクで穏やかな空気を放っていた。休憩時間に遅れてやってくる予定だった友人を迎えに劇場の入り口に行ったら、そこにはポップコーンの大きな容器を抱えて、一人で一服しながらたたずむ フィリップ・S・ホフマン がいた。

もう、「うぅ〜わぁ〜!」です!! 
日本の芸能人にすらほとんど会うことのないわたしが、フィリップ・S・ホフマン を目の前にしているのです、そりゃぁもう、天にも昇る気持ちでありました。
あれは貴重な体験だったなぁ。
勇気を振り絞り、しっかりとサインと写真を一緒に撮ってもらったのは言うまでもありません。彼は単なる通りがかりの小さい女の子を連れたおじさんにも声をかけられて快くサインをしてあげていた。
いい人だぁ。(殿内義雄風)

初めて彼を認識したのは「男が女を愛する時」でメグ・ライアンと仲良くなる青年役だったけれど、わたしの好きな PSH 出演作ベスト3は、「ブギーナイツ」「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」でしょうか。
でも「ハピネス」や「フローレス」、「リプリー」「あの頃ペニーレインと」「ビッグ・リボウスキ」など、主役のみならずチョイ役であっても彼の芝居は常に光っているので、 やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンが出ている映画は見逃せないんだな。

 





あるブログで「クイズ!日本語王」へのリンクが貼ってあったので、わたしもちょっと試してみることに。

結果は89点。
国文科を出てて、この結果は合格ラインなのかどうなのか微妙だなぁ!
どう評価すればいいんだ。

第3ブロックの地名を漢字で書く問題が全問正解だったのにちょっと安心。
…って安心していいのかどうかわからないけど。
日々漢字を読んでても、実際に書く機会がほとんどなくて記憶はどんどん薄れていってる。正直、「琵琶湖」を思い出すのにはちょっと時間が必要でした。
長いこと書道をやってたので漢字の書き順にはかなり自信があるのだけどな。


それにしても第2ブロックの「言葉の使い方の正しいのはどっち?」という問題で、勘違いして覚えているのがあって、思わず辞書を引いて確認してしまった。思いこみというのは恐ろしい。

普段使わない言葉や言い回しはどんどん忘れていき、耳慣れた言葉がそれに取って代わる。
「ら」抜き言葉は使わないようにするとか、会話でも「全然」は否定文にしか使わないとか、些細なこだわりは実践しているものの、わたしの日本語力は下降の一途をたどっている。

この間、20代半ばの「新選組!」ストーカー仲間の友人と話をしている時に、友人が総司の言った「はなむけ(餞)」という言葉を知らなくて、「これってどういう意味?」と聞かれてちょっとビックリした。
「如何せん」という言葉も、「周囲に使ってる人もいないし、自分も使ったことがない」とのこと。「本で読んだこともない?」って聞いたら、「わたし、オールドなものは読まないんで…」と言われてしまった。
うーん、確かにわたしは近代文学を好んで読むけれども、「如何せん」は "オールド" じゃなくても出てくると思うんだけどなぁ。

「クイズ!日本語王」で日本語力を測定するはずが、何故かジェネレーション・ギャップを改めて自覚させられてしまったではないか!

いや、このクイズはそういうことのためではなくて!






rainbowわたしが滞在していたのはオアフ島なのだけれど、とにかく山間部ではシャワーが多くて、そのお陰で虹もよく出る。こんなに完璧な虹を見たのは本当に何年ぶりだろう。時には2重にかかった虹を見ることもあった。

学校の名前が "Rainbow School" だったところもあったし、パイナップルで有名なドールのプランテーションの見学時には(やはりシャワーに遭ったのだけれど)生まれて初めて「虹が始まる部分」を生で見た。広大なパイナップル畑に水を供給するための貯水湖が敷地内にあるのだけれど、見学トロリーで畑の中を走っている時に、その貯水湖の水際から虹が始まっていたのを見て、ちょっと感動してしまった。子供の頃、「虹はどこから生まれてどこに消えているのだろう」と思ったことがあったけれど、肉眼で見る機会に恵まれるとは。

アメリカの50州にはそれぞれ州のニックネームがあるのだけれど、ハワイは "The Rainbow State" なんじゃないかと思って調べたら " The Aloha State" でした。 "Aloha" って名詞じゃないじゃん!と思ったら、ハワイ語では「愛」とか「親切」を意味する名詞でもありました。

 


my foot滞在中の1日、レンタカーを借りてオアフ島を1周したのですが、諸事情で回れなかった地域のカイルアビーチに友人に連れてってもらった。ここは今いちばんの人気スポット。海の色の美しさとビーチの砂のきめ細かさがずば抜けてます。

わたしたちが到着したのはもう夕暮れだったので人もまばらで海の色もエメラルドとはいかなかったけれど、それでも本当にいつまでものんびりしていたい気分にさせる美しい白浜でした。

rayこのビーチのすぐ南側にあるマカプウ・ビーチに「Sea Life Park」という水族館があるのだけれど(「50回目のファースト・キス」でアダム・サンドラーが働いてる水族館として登場してます)、そこにある螺旋階段状のスロープに面した水槽で大きなエイが優雅に泳いでいました。コレです、コレ、わたしはこういう海洋生物が怖くてダメなのです。コレがわたしの目前に来てスーッと通り過ぎるたび、気が遠くなっておりました。友人は「…なんで?」と源之丞さんのように真顔で不思議がってたけど。

友人のアパートはワイキキ・ビーチから徒歩3分のところにあって、実際に水着のまま家まで帰って来られるロケーション。着替え必要なし!友人は早朝にサーフィン、仕事から帰ってきてサーフィン、週末はノース・ショアまで足を伸ばしてサーフィン、とサーフィン尽くしの日々を送っており、TVもインターネットもない生活(!)ながら全然不自由は感じていない様子。冗談じゃなく「サーフィン天国」な生活を送っていたのだった。

sunset at wikikiそんな絶好のロケーションながら、毎日ワイキキ・ビーチの夕陽を見逃していたので、最終日の1日前に撮影に。ほんとに絵に描いたような美しいサンセットで、プロのカメラマンも撮影しに来ていて、ベスト・スポットは確保できず。彼から少し離れた位置で撮ったけれど、確かに絵になる光景でした。

どれも思い出に残る体験だったけれど、最も個人的に楽しかったのはウクレレのレッスンを受けたこと。(笑) 

わたしが仕事を辞める前、当時一緒に仕事をしていたイラストレーターさんがウクレレの上手な人で、原稿を取りにお宅へお邪魔した時に演奏を聴かせてもらったりしていた(本当は原稿書いてくれる方がよっぽど有り難いのだけど)。当時「ナンシー関西」(!)という2人組ウクレレバンドで、ライブハウスなどにも登場していたそうだが、残念ながらわたしは生のライブを見たことはない。

そんな縁で、仕事を辞める頃にウクレレに興味を持っていたことを知る同僚のみんなが送別記念にウクレレと高木ブー著のウクレレ教則本とピッチパイプをセットでプレゼントしてくれたのでした。

結局わたしはあまりウクレレに触れることなくアメリカに来てしまい、練習したいなぁと思っていたところだったので、ロイアル・ハワイアンSC内でのウクレレ無料レッスンはとっても楽しかった。ギターコードなら知っているけれど、ウクレレ・コードは初めてなので、コード・チャートを見ながらチャンチャッカ、チャンチャッカと歌詞に合わせてプレスリーの「Blue Hawaii」なんかを弾いたりして。本当は「Aloha' oe を弾きたかったんだけど。

友人のお友達がやはりウクレレが上手な人で、お宅に遊びに行った時にいろいろと演奏してくれた。ハワイの人にとってやはり早逝の伝説的シンガー、イズラエル・カマカヴィヴォオレは特別な存在のようで、お友達が聴かせてくれた "Somewhere Over the Rainbow" もイズラエルがカバーしたアレンジ(名作中の名作!)だったのが印象的だった(「ER」でグリーン先生が息を引き取る時にもこの曲がBGMで流れておりました)。

ハワイにいる間、ずっとハワイアンやハワイアン・テイストのロックやラップなどをFMで聴いていたのだけど、これがまたよかったのだ。これをボストンで聴いてもちっともよくないと思うんだけど、やっぱり現地で聴くといいんだなぁ。これまでそれほどハワイアンを聴かなかったんだけど、好きになりました。当然ながら Jack Johnsonもよく流れてて。やっぱりハワイが最も彼の音楽にふさわしい場所なのかも知れない。

折角習ったのでウクレレを練習したいのだけど、ウクレレを日本から持ってこなかったからなぁ。安いウクレレがあるかなーと思ってワイキキで有名なウクレレショップを何軒か訪ねてみたら、「ウクレレハウス2」にウクレレを抱えて微笑む慎吾ちゃんの写真が店内に飾られておりました。こんなところで局長に会えるとは。ふふふふ。

ともあれ、元気な姿の友人にほぼ半年ぶりに会えて、初めての体験をたくさんして、そして凍えるくらい寒いボストンに戻って来た。

友人は今日もサーフィンに行ってるだろうな。

うーん、うらやましい。

 





Fulaハワイに住む友人に会いに行って来ました。
そしてやっぱり焦げて帰って来ました。

ハワイに来たからにはシュノーケリングをするべし!と言われ、(一般的に珍しいと思われる)魚恐怖症のわたしは恐怖心と闘いながら美しい海でシュノーケリングを体験してきました。

水族館でも既に魚の驚異にさらされているというのに、生で何百匹という魚に囲まれた時には気が遠のきそうになりました、えぇ。美しかったんですよ。そして、それらを見たいのですよ。でも、小魚であっても大量に(これがまずコワイ)、そして一気に向きを変えてザザーッと移動する姿は、わたしには恐怖なのです。

 


Sea Turtleでも野性のウミガメと遊泳できたのは嬉しかったのでした。ウミガメはオッケーであることが判明。でもエイはまだダメです。
海に生息する巨大な生き物に恐怖を感じる、というのは到底治りそうもない。なのでシュノーケリングはできてもダイビングはできません。たぶん失神すると思われます。ショック療法の効果あってか、2度目のシュノーケリングの時は少し慣れておりました。友人の現地のお友達が連れてってくれたノース・ショアのシャークス・コーブが穴場でした。

Hanauma Bay 22度目に行ったのはシュノーケリング・スポットとして有名なハナウマ・ベイ。ここは村上春樹の「東京奇譚集」にも登場するそうですね。当然ながらまだ読んでいませんが。ぷん。
【追記】 「東京奇譚集」に登場するのはマウイ島のハナレイ・ベイの方でした。訂正いたします。


海域保護のためにビーチに入る前にビデオを必ず見せられて、美しい海を保護するための教育を受けました。しかし、行った時間がちょっと遅かったこともあってか、この日は波が強くてすぐに浜辺に押し戻されてしまい、あまり遠くへは行けずじまい。人気スポットだけに人も多くて、前日に行ったシャークス・コーブの方がよかったですね。

村上春樹と言えば、友人にMITでの講演レポを頼んでいたのですが、ものすごく盛況で、友人は講演が行われたホール(教室?)の入り口にすらたどり着けなかったとか。相当の人が集まってしまい、アメリカ人の学生でも入れずに泣いてる人が出たほどだったそうで。
MIT側もそこまで人が集まることを想定していなかったらしく、モニターや音声を外に流すことで入れなかった人たちにサービスするという準備もなかったとか。別の友人は運良く講演を聴くことができたそうですが、とても面白かったとのこと。ただ、どういう内容か具体的にわからないのが残念!

友人情報では村上春樹は今セメ、ハーバードで教鞭を執っているとのこと。なので恐らく12月の中頃まではボストンに滞在しているんじゃないかな。
確か「うずまき猫のみつけかた」にもあったと思うのだけど、彼はハーバード・スクエアのBrattle Theaterという、ボストンの老舗の名画座がお気に入りで、前回のボストン滞在時(タフツで教えていた)も、しょっちゅうあそこで映画を見ていたそうだから、ケンブリッジ近辺の街角でバッタリであったりすることもあるかも知れない。

それにしてもハワイ→ボストンというのはこの時期キツイ。
昨日まで暑くて暑くてタンクトップに短パンでビーチサンダルを履いて歩いていたのが、ボストンに帰って来た途端に厚手のジャケットを着なければ寒くてやってられないんだもの。地下鉄に乗ったらフリースにブーツなんて人がいたりして。

あぁ、またまた長い長い東海岸の冬がやって来る…。








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