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先週、杉浦日向子の訃報をインターネットのニュースで見た。まだまだ若かったのでちょっと驚いた。

わたしは彼女の絵があまり好きではないのでそれほど彼女のマンガのファンではなかったけれど、ちくま文庫の『合葬』だけは持っている。それだけはどうしても読みたくて随分昔に買った。『合葬』は幕末・上野戦争での彰義隊の若者たちの悲劇を描いたもので、奇しくもいま「新選組!」にハマっているわたしにリンクしている。


NHKの「お江戸でござる」は去年放映が終わってたんだ…知らなかった。いつも美しい着物姿で登場する杉浦日向子の「お江戸豆知識」のコーナーが楽しみで、わたしの知らない当時の風俗の紹介を聞くたび勉強になった。ほんとに杉浦日向子は江戸時代に生きてたんじゃないのかと思うほど、彼女には江戸という時代が日常に感じられた。話しぶりがたおやかで品があり、彼女の話にいつも聴き入ってしまう「お話上手」な人だった。

今頃気がついたんだけど、「新選組!」での八木家の源之丞と雅が伊東四朗と松金よね子というのは、やはりNHKならではの「”お江戸でござる”つながり」のキャスティングだったのだろうか。(これは周知の事実?) 八木家の皆さんは全編中、中盤の壬生浪士組パートでとても重要な役割を担っているのに、どうして京都弁(百歩譲って関西弁)ができない2人がキャスティングされたんだろう、と思っていたのだ。いまは見慣れてしまったからそうでもないけど、彼らの京都弁アクセントには少し厳しいものがあったので…。安心して聞いていられる関西弁は桂吉弥と笹野高史ぐらい。残念ながら永倉”ぐっさん”新八は大阪弁喋らないし。(ぐっさんが四条畷出身だとは知りませんでした。なんか親近感湧くなぁ!ものまねレパートリーに「小林隆」とあるんだけど、源さんモノマネを是非見てみたいものです)

…あぁ、また話題が「新選組!」に流れてしまった。

わたしはとりわけ幕末や明治維新の頃に強い関心があるわけではないのだけれど、日本を離れてしばらく経ち、外から日本のことを見るようになって、この時代の「鎖国を解き外国と向き合う」ということが日本にとってどういう意味を持ったのか、新選組や勤王の志士たちを見ながらふと思いを馳せたりする。

「江戸」という、日本古来の文化が息づいた最後の時代の美しさとはかなさを、杉浦日向子と「新選組!」から感じ取る。当たり前のことだが、わずか140年前の日本人はまだ「江戸」時代に生きていたんだなぁ。この幕末という時代の、古い形を捨て門戸を開いて新しい時代に突入しようとするエネルギーと、江戸という「日本的な」時代が終わっていく切なさと。

外国に住んでいると、自分のアイデンティティと向き合う機会が自然に多くなる。「わたしとはどういう人間なのか」という深いテーマに行き着いて、自分というものを構成する要素を考える。

そんなことを考えていたらすっかり里心がついてしまった。

合掌。

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だめだ、まだ涙が自然にあふれてしまう。
1度見て山南さんの最期を知っているというのに、何度見てもやはり泣けてしまう。
32回の「山南脱走」と33回の「友の死」は必ず続けてみなければならない。敢えて言えばその前の31回の「江戸へ帰る」で、茶店「お多福」で総司と共に訪れた山南さんが明里に出会うところも見ておかなければならない。

このドラマにおいて、服部隆之の音楽が果たす役割はすこぶる大きい。全くなんて美しいスコアを書くんだ、服部さん。音楽(特に叙情的な柔らかい曲)が流れてくるだけで自然にわたしの「涙スイッチ」がONになってしまうよ。

「江戸へ帰る」の回の、その山南さんと明里が出会うところ、山南さんが明里が食べたしるこ代を払ってやる場面で「うちに惚れたん?」と明里が山南さんに話しかけるところから流れる短いスコアは、山南さんに変化をもたらす出来事であることを印象づける実に美しい曲だ。その曲がBGMとして流れている時の山南さんのしみじみとした顔がまたいい。その後の「…何の話しでしたっけ?」と総司に話しかける真顔の山南さんも微笑ましいけど。


おひでちゃんが総司の体を心配しても「わたしには時間がない、急がなきゃいけないんだ、わたしにはやらなきゃいけないことが山ほどある、だからわたしにはもう関わらないでもらいたい」と言って遠ざける場面も(ここの藤原くんが素晴らしい!)、このすぐ後の山南さんが近藤に「己の信ずるところに従って生きてください」と進言(遺言)する場面も、切腹直前の明里との出窓での別れの場面(ここの明里も素晴らしい)~切腹シーンも、切腹後、縁側で近藤と土方が声を上げて泣く場面も、服部さんのスコアはわたしの感情を激しく揺さぶるので涙が止まらなくなる。

この山南さん切腹後の近藤と土方の男泣きの後、すぐに次回予告が始まって余韻なくあの「次回予告(明るい)BGM」が余韻をぶち壊してしまうのがもったいない。せめてこの回だけでも余韻を残した予告の入れ方でもよかったのになぁ…。

「友の死」の回で何度となく流れる男性コーラスだけのレクイエムが死を覚悟している山南さんの姿にオーバーラップして崇高に響く。
マイケル・チミノの「ディア・ハンター」でロバート・デ・ニーロが山で鹿狩りをする場面でも、鹿狩りに対する神聖な気持ちと早朝の澄んだ山の空気感を表現していたレクイエムが印象的だった。

「山南脱走」「友の死」の回はどの場面においてもカット割り、照明、音響、美術、音楽、すべてが見事なまでに調和して、恐ろしいほど密度が濃く完成度が高い。まったく無駄がない。物語が45分で収まっていることが信じられないくらいだ。伊勢田雅也D、素晴らしい仕事です! 
そして1つとして無駄なセリフがなく、どのセリフも深い意味を持っている…やはり三谷幸喜はすごい!

そんなこと考えながら、またグスグスと泣いている。
沖田の、「誰もそんなこと(山南の切腹)望んじゃいないんだから…」
「どうしてこういうことになるのかなぁ…」という言葉を思い出しながら…。

次の回で”三谷ワールド”炸裂の「寺田屋大騒動」が待っているとわかっていても…。






昨年のNHK大河ドラマ、「新選組!」に【今】はまっているわたしです。
現在見ているのはちょうど中盤を担っている回がずっと続いているところで、芹沢暗殺、池田屋事件、大阪与力・内山暗殺、そして山南切腹と、新選組ストーリーではずせないエピソードばかり。

そしてそのどれもが心をわしづかみにするような脚本、演出、演技なので、続けて見ると本当にノックアウトされっぱなし。これらがそれぞれわずか45分(1話分)の中に存分に凝縮されている。これはすごいことだ。
工夫を凝らす三谷幸喜も、それに応える役者たちも。1年という長い期間だからこそ可能になった、それぞれのキャラクターの個性を光らせるエピソード群、周到に張り巡らされた細かい伏線の数々、そしてキャラクターを味わいのある人間に具現化し、丁寧に表現してみせる俳優陣。すごいドラマだなぁ。

 


しつこくしつこく「苦悩する局長」を描くことで人間・近藤勇の成長を見せようとする脚本に、香取慎吾は見事に応えていると思う。彼の眼の力、食いしばる歯、その一つ一つの表現は、新時代を前にして、迷いながら自分たちの進むべき道を模索する近藤勇の姿を実に人間的にしている。
あるTV誌で「主役は糞」とボロクソだったそうだが、本当にそうだろうか。彼らは表面的にアイドル"SMAPの香取慎吾”としか捉えていないんじゃないだろうか。周囲にあまりに芸達者たちが配されているから、辛い採点になってしまうかも知れない。わたしだって最初は「こんな”幼い”近藤勇でいいのか?満面の笑顔で「ハイ!」なんて答えている近藤勇でいいのか?」と思ったりした。
しかし、回が進み、彼ら浪士組がだんだんと大きな存在になるに連れ、近藤勇は「苦悩する人」に変わっていく。近藤勇のセリフの数々が、本当に近藤勇の心の奥から語られているように感じるのは、香取慎吾の人間性も含めて彼だから出来たことであり、そしてだからこそわたしたちはそれに感情移入するのではないだろうか。

もう、実在の新選組がどうであったかなんてどうでもいいこと、と思わせるほど、彼らが演じたキャラクターたちはドラマの中で生きている。

例えば「タイガー&ドラゴン」も大好きだけれど、わたしは彼らのドラマを外側から楽しんで見ることが出来た。でも「新選組!」は少し違う。
ここにいる近藤の心の痛み、突き進む土方の信念、時には厚すぎる山南の情、そして沖田の若さを、みんなわたしたちが肌で感じるのと同じ体温で描かれているから、ものすごくはまりこんでしまうのだろうと思う。

そういう感情面とは裏腹に、斬り合いのシーンではただ純粋にアドレナリンが上昇する――芹沢暗殺、池田屋襲撃、大阪の与力・内山暗殺。

池田屋の階段を静かに登り、過激派攘夷浪士たちを見つける近藤。
セリフなく、戸の開け閉めと刀を抜く音だけ。緊張感ある演出。

「御用改めである!手向かいすれば容赦なく斬り捨てるっ!」

この近藤の渾身の一声を期に、狭い池田屋邸内で戦いが繰り広げられる。これぞ時代劇のカタルシス!!
池田屋のセットは実に見事。実際に実物大で建てた2階建ての池田屋のセットを縦横無尽に移動するカメラワークも素晴らしかった。

遅れて池田屋に到着した土方隊。激闘を続ける近藤らに

「待たせたな!」(ニヤリ)

と走り寄る土方。
この一言でまたアドレナリンがドドーッと上昇。たまりません。(笑)

池田屋事件ののち、新選組は組の行く末をめぐって微妙な亀裂が生じ、試衛館時代からの盟友・山南さんを失ってしまった。これから徐々に彼らは仲間を失ってゆく。

鴨暗殺や池田屋襲撃のような、高揚する場面はもうないのかだろうか…。
歴史は実にイジワルだ。

まだ当分の間、「新選組!」マイブームは続きそう。
とにかくこのドラマはキャストの演技が素晴らしい。
どの役にも感情移入できる人間像を作り上げ、彼らの心の痛みがガンガンと伝わってくる。もちろんそれを書いた三谷さんもすごいのだけれど。

慎吾くんは演技のテクニックを越えた部分で素晴らしく、近藤のまっすぐで強い信念が彼の目の力ひとつで伝わってくる。
本放送中、最後まで一般的にあまり評価は得られなかったということだが、第1話からずっと通してみていて、わたしには十分に彼の人間的成長(香取慎吾としても近藤勇としても)が見て取れる。それは技術的なことでは評価できないものだ。辛い点をつけた人たちは本当に全話をちゃんと見ていたのかな…。

佇まいだけで存在感を見せる堺雅人の山南さんも素晴らしかった。
彼の表情から微笑が消えるたび、ひどく不安な気持ちになった。どんな状況でもブレを見せない山南さんだからこそ彼の視線ひとつひとつが深い意味を持つのだ。「あ、いま山南さんは危惧している…」と。
そのくらい、常に山南さんの反応に敏感になっていく。

そして多摩の百姓の出自を乗り越えるべく、近藤勇と新選組を大きくすることだけに全精力を注ぎ続ける山本耕史の土方歳三。
にっかつ映画以来「ニヒル」なんて言葉を聞かない気もするけど、彼の土方は本当に「ニヒル」だ。皮肉屋で野心家で戦略的で負けず嫌い、そして目的達成のためなら手段も選ばない(&女たら し?)。
近藤のサポートに徹して徹底的に偽悪者を演じる。でも、存分に嫌われ役を演じていながら、彼を憎めない人物にしているのは山本耕史のふと見せる童顔の笑顔であったり、自分の信じるものを決して見失わない芯の強さだったり、照れながら自作の句を披露するところだったり、山南の死に声を上げて泣く姿であったりするのかも知れない。どこかのサイトで「山南と土方はコインの裏表である」とあったが、言い得て妙。

剣の達人として知られる沖田総司を、丸顔で女の子みたいに華奢な藤原竜也が演じているが、彼の若さ、無邪気さ、溌剌さがこの混沌とした歴史ドラマの中で一服の清涼剤となっている。
彼が「どっこい事件」で初めて人を斬った後の、どう表現していいのかわからないその興奮を、はにかむように「斬っちゃった…はじめて…人を…」と近藤に話す演技、そしてその姿に「嬉しそうに言うことかーっ!」と襟元をつかんで怒りを爆発させる近藤の場面は出色だった。
芹沢鴨を慕いつつ、彼の暗殺を志願する時の決意の表情と声も素晴らしかった。芹沢鴨との一件で様々な心理的な葛藤を抱え悩み成長していく沖田を、藤原竜也は繊細に丁寧に演じている。

それにしても、名場面がたくさんありすぎてキリがないなぁ。
来年1月の、土方の転戦を描く続編の制作が決定している。三谷さんからは「大河ドラマ「新選組!」を観続けていた人には最高のプレゼントに、観ていなかった人にはそれを思い切り後悔させるような作品に、したいと思います。」とのコメントが。ものすごく期待してます!でもその前に、わたしはまず本編を見終わらなければ!






現在全米でとても人気のあるドラマが日曜の夜に2つ続けて放映されている。

ABCで放映中、昨年のエミー賞を獲り、ファーストレディのローラ・ブッシュさんもホワイトハウスで見ているという"Desperate Housewives"と医療ドラマ "Grey's Anatomy"。うちのルームメイトは毎週楽しみに見ている。(特に"Desperate Housewives"を)わたしは特にファンではないのだが、気が向けばちょこっと見たりする。「Grey's Anatomy」にはその昔ヤングアクターとしてちょっと輝きを見せていたパトリック・デンプシーが出ていて懐かしかった。

テレビドラマやCMなどで流れていて気になってる曲というがよくあると思うのだが、わたしの場合結構な確率で出くわすのだ。最近はだいたい番組やCMスポンサーのサイトに行けば探している曲を見つけることができるのでとても有り難い。「あ~、一体誰のなんて曲なのだぁ~!」とストレスをためることがないからだ。

 


はるか遠い昔、まだ家庭にパソコンなんか普及するずいぶん以前に、やはりわたしはこの「誰のなんという曲なんだ!」ストレスをよく溜めていた。偶然見たTVのドキュメンタリー番組とかスポーツ中継のチーム紹介時のBGMとか、一体どうやって曲名を知るんだ、というような場合にわたしの耳はその音楽に引っかかっていたりした。 知りたい。どーしても誰の何という曲なのか知りたい。それがわかればTUTAYAに走ってって曲を見つけることが出来るのだ。スッキリしてストレスをためなくてよいのだ。

どうしても知りたい、その執着心からわたしは(超スタンダードに)TV局に電話をかけて、「○○という番組で流れていた音楽がとても気になるので知りたいのですが…」といって番組制作の方に電話を回してもらい、担当ディレクターやアシスタントの人からどの曲を使ったかを教えてもらったことがある。

1回目はテレビ朝日のドキュメンタリー番組で、細野晴臣がブルガリアを旅し、ブルガリア民謡として村の少女たちに受け継がれているブルガリアン・ヴォイスの素晴らしさを教えてくれた回だった。プロデューサーの方が直接電話に出てくれて、情報を教えてくれただけでなく番組の感想を知りたいのでお話を伺えないか、といって20分ほど話をした。わたしはとにかくブルガリアン・ヴォイスの音楽性にノックアウトされてしまっていたので、非常に衝撃を受けたことを話した。「どうも有り難うございます。今度細野さんにも会うのでいただいた感想を伝えておきますね」と言って電話を置いた。おぉぉぉぉ、わたしの感想が細野さんに伝わるのだ。これはすごい。それにしてもとても気さくで熱意あふれるプロデューサーだった。

2回目はフジテレビのスポーツ番組で流れていた曲を知りたくてまたまた電話してみた。するとやっぱり親切に担当者に電話をつないでくれた。紹介場面のBGMに流れていただけなので特定するのが難しかったはずなのに、ちっとも嫌な顔(声?)をせずに根気よく進行表をチェックしてくれて、15分後にわたしのストレスは解消された。それはセルジオ・メンデス&ブラジル66の「マスカレード」だった。はぁ、スッキリ。フジテレビの担当者の方、本当にその節はどうもお世話になりました。

今日もうちのルームメイトは"Desperate Housewives"と"Grey's Anatomy"を続けて見ていた。ドラマ自体はちゃんと見てないのだけれど、"Grey's Anatomy"のテーマソングはずっとずっと気になっていた。何ていう曲なんだろう?あぁ、知りたい。

ABCのドラマサイトをチェックだ! "Grey's Anatomy"のページが開くといきなり自動的にそのテーマ曲がフルコーラス流れてきた。あぁ、これ、これ!この曲を探していたのよ!

テーマ曲に使われていたのは Psapp というグループの "Cosy in the Rocket"という曲だった。イギリスのグループのらしい。オルゴールの音色が効果的に入ってくる、ウッドベースの音もちょっとレトロな感じにミックスされていて、でもスクラッチ音もタイミング良く入ってる。エレクトロニックな感じも出しつつ素朴なアレンジ。ギター抜き。脱力女性ボーカル。スタイルは少し違うけどKostersを思い出してしまった。

そんなわけで、最近はわたしのストレスは短期間で緩和されることが多い。インターネットは本当に有り難い。だからわたしのあくなき探求心?はますますとどまることろを知らず、今や生来の<しつこさ>に磨きをかけ、「(森田)検索くん」となって友人たちのストレス解消をも手伝ったりしている次第。

でもみんな、時々は自分で調べてみないか!「あぁ、これだったんだ!」という、あの溜飲が下がる時のスッキリ感を君たちも味わいたくないのか?! 

…そう思うのはわたしだけなのか?! 

そうなのか?!





なぜか突然ビートルズの"Blackbird"が聞きたくなり、久しぶりに聴く。
ポールがささやくように歌う"Blackbird"は歌詞が易しい。
冒頭の ♪Blackbird singing in the dead of night~♪ の部分をよく口ずさんで歌っていたけれど、特に歌詞の意味を深く考えたことはなかった。

だいたい"Blackbird"とは何なのだ。
調べたらクロウタドリというイギリスでは美しい声でさえずることで親しまれている鳥のことを言うそうだ。わたしはカラスだと思いこんでいたので(カラスの一種なのかも知れないが)、この歌をイメージする時、曲調とポールの優しい歌い方と歌詞の意味がちっともつながらなかった。

 


この曲を聴くといつもギターを弾きたくなる。そんなことないですか。わたしはそうです。このギターはポールのソロなのだがギターも上手い。実はジョン、ジョージ、ポールの3人の中で総合的にギター演奏が上手いのは(デビュー前にベースに転向した)ポールだったという意見が多いそう。

ビートルズの中でも"Blackbird"とか"Julia"のような「派手ではないんだけどなんだか聴きたくなる曲」というのが好きだ。どちらも「ホワイトアルバム」に収録されている。でもアルバムとして好きなのは「リヴォルバー」と「マジカルミステリーツアー」だったりする。
うちのブログの《こうさぎ》Alexの背景は「アビー・ロード」へのリスペクト?!

初期のビートルズはあまり聴かない方だけれど、久しぶりに聴く"No Reply"はやっぱり素晴らしいなぁ。そいでまたiTunesのシャッフル機能が"No Reply"の次にチャーリー・ハンターの"Whoop-Ass"を選んだりするところが偶然ながら心憎い。そしてその次に選ぶのがエレカシの「東京の空」だったするからやめられない。

あ、今「東京の空」からStreely Danの"Peg"に移った!



【追記】

「Blackbird」の歌詞を検索してココに辿り着く方が多いようなので、歌詞を載せておきます。

Blackbird

Blackbird singing in the dead of night
Take thses broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

Blackbird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
You were only waiting for this moment to be free

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise
You were only waiting for this moment to arise
You were only waiting for this moment to arise






最近「スラムダンク」と「ピンポン」を読んだ。どちらもスポーツマンガだけれど、かなりタイプの違うこの2つのマンガはとても面白かった。

長い間マンガを読んでなかったから、堰を切ったように一気読みしてしまった。噂の通り「スラムダンク」は途中で止められなくなってしまって、稜南戦は手に汗を握りつつ、最後の山王戦なんかオイオイ泣きながら読んでいた。これが「ジャンプ」に連載されている時に読んでた読者は、遅々として進まない展開に本当にストレスが溜まったことだろう。毎週発売日の月曜が待ち通しかっただろうなぁ。

 


昔、NHKの「トップランナー」に岩井俊二がゲストで出た時、あまりに「スラムダンク」が好きだったので、仕事で渡米しなければいけなかった時に(ジャンプ発売日に)読めないのがものすごく辛かった、と言ってた記憶がある(ちゃんと誰かに頼んで買っておいてもらったそう)。

それにしても読み進めていくうち、井上雄彦の絵が飛躍的に上手くなっていくのがわかる。6年も連載したのだから画力も上がって当然なんだろうけれど、カットそれぞれの完成度が高いからセリフがなくても十分に登場人物の心情が読める。実際、山王戦ではセリフがない絵だけのページが何十ページにも渡ったりしますが。すごいなぁ。井上雄彦は描いていてさぞ楽しかっただろうと想像したりする。マンガを読んで「手に汗握る」という感覚は久しくなかった。本当に見せ方が上手い。資生堂のCMを自分で演出したりするぐらいだから、映像にも興味があるんだろうな。とにかく堪能しました。

松本大洋の「ピンポン」は同じ球技を扱いながらも全く違ったアプローチでまた面白かった。実は先に「ピンポン」の方を読んでから、少しして「スラムダンク」を読んだので、その絵柄の違いからくる楽しみ方の変化も面白かった。

実はわたしは最後まで松本大洋の描く主人公達の顔が判然としなかった。だってカット毎に違う顔してるんだもん。あ、オババは統一されていたけどね。(笑)ペコもスマイルもドラゴンも、カットによって印象が違って見える。スマイルはメガネをかけているからスマイルだな、とわかるんだけど、ペコは最後まで彼のイメージが統一できなかった。

試合の描写も松本大洋の絵は立体より平面を基調としているから、スピード感と臨場感が少なく、変形や(得意の)広角のコマ割りだったりすると、逆に読みづらかったりした。でもストーリーは抜群に面白かった。映画「ピンポン」で、宮藤官九郎がほとんど原作のセリフを変えずに使っていたのがわかる。本当に98%ぐらい、原作に出てくる通りのセリフだったのだ。そして漫画と同じセリフを喋っていても、そして多少マンガ的な表現であったとしても、映画「ピンポン」でわたしはそれらに全く違和感を感じなかった。これはやはり演出と、役者の演技と、そして物語の構成が見事に”松本大洋の世界”の肉体化に成功したということなんだろう。松本大洋のマンガを読んでいる時点で、もう実写がそのまま浮かんでくるような描き方だったけれども。マンガでもクロスカッティングが大事なことろで挿入され、既に映画を見ているような展開に引き込まれた。

1箇所、映画で宮藤官九郎がアレンジを楽しんだと思われるのはペコのお菓子フェチぶりを見せるところ。スマイルと一緒にチャイナのいる高校にスパイしに行く電車の中で、スナック菓子を食べるペコのセリフ。「(スナックの袋を見て)”関西風うどん味”…だったら最初っからうどん喰うっつーの!なーんか見失ってるよね、今のお菓子業界。」(ちょっとうろ覚え)

そして原作を読むうち、改めてアクマを演じた大倉孝二の素晴らしさを思い出したのだった。うーむ、適材適所!

あぁ、映画の話しになっちゃった。

「スラムダンク」も「ピンポン」も、高校生の球技をテーマにしたスポーツもので、どちらも主人公たちの成長物語で、そしてロケーションが湘南というところまでは共通しているんだけど、全く違った興奮と感動を読者に運んでくる。面白いなぁ。

井上雄彦の「リアル」と「バカボンド」も読みたくなっちゃったぜ。ボストンにマンガ喫茶はないのか。(あるか!)

今朝方夢を見た時、友人に向かってなぜかわたしは 「打たすかぁーっ!」と言っていた。(ホント)

「スラムダンク」に入り込み過ぎです、ハイ。







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